2020/06/15

曇り／1000hPa／体調：微妙

なんか夕食食べる前くらいに急速に弱ってしまって、その後全然ダメでした。人間としてのスペックが高くないので時々こうなるんですよね。ぬーん。

読んだ、観た。

桜井のりお『僕の心のヤバいやつ』3巻。本編の感想は時々掲載しているのでまあそんな語ることはないかな。と思ったんですが、まとめて全部読むとダメージすごいですね。この漫画は明確な特徴として情報の圧縮度がとんでもなく高いのがあるので、一冊分全部読むと濃くてビビっちゃう。「実質本格ミステリ」と評判のお見舞回の補強が載っていたのが一番嬉しかったですね。ババロアのあたりは推理当たってましたし。あとジャージ編前後はやっぱり作者の異常性があまりにも堂々と描かれすぎだよ。こんなのそりゃ法月綸太郎さんだってソフトポルノって悲鳴あげるよ（そう言えばこのフレーズ結局帯にはなりませんでしたね！）ちなみに特装版買ったんですけど、プロフィール欄だけでかなりダメージ多くないですか。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』11話。話が丁寧ですごく面白かった。話としてはほぼカタリナ様の前世＝野猿ちゃんの回想みたいなところなんですが、この頃はもう愉快な人だったんだな……。改めてカタリナの側が居場所になっている攻略対象のみなさんがカタリナへの激重感情を吐露していく流れ、あまりにも王道なんですけど、そういうの好き。それはそれとして、これは異世界転生ものを読む／見る時に避けられない事だと思うんですけど、主人公がいいヤツだと落ちこみますね。転生後の世界のみんなは君がいる事に救われているんだけど、転生前の世界のみんなは君を失った世界で生きていかないといけないんだよ……。そういうところで落ちこめるというのは、いい作品だからではあるんですけど。