2020/11/14

曇り/1024hPa/体調:一日起きていたので合格

久しぶりにパズルゲーム怪人になってしまった。
好きだけど嫌いなんですよ、パズルゲーム。無限にプレイできる性格なので「合間にちょこちょこ」ではなく「がっつりプレイして5時間が消えてしまった」とかやるから。別にそんなにうまいわけでもないのに。

身近にパズルゲームの類が得意だったのが二人いまして、一人はマインスイーパーを異常にやりこんでいて音楽ゲームの暗譜とかも得意だったタイプで、もう一人は目押しやSTGがそもそもうまくてぷよぷよなんかも16連鎖してくるタイプ。僕はパズルゲームをやっていると『無』になってしまうので、この二人にはまず勝てないんですけど時間無制限のやりこみが出来るやつだとカンストまでやってしまったりするので、平均的なユーザよりはうまい程度にはなれるみたいな感じ。

『無』になって数時間集中できる、能力としては便利といえば便利なんですけど、自分ではまったく制御できないのが致命的な欠点なんですよね。小中学の範囲だと、数学や国語のドリルなんかは授業の最初に全部解いてしまったりしていたし教科書は全部読んでしまう。それをやると授業中やる事がなくなるし、先生の言う事は教科書で読み終えているのでちょっとぼうっとしがちで、話を聞いていないと怒られる(でも質問されるとわかってるって言う)

観た。

『ご注文はうさぎですか? BLOOM』5話。あ、完全な日常回! 完全な日常回なんだけど、いつもより面白く感じたので、しばらく真面目に分析したんですけど、くっきり前後篇でそれそれはまとまっている、ツッコミ担当が仕事していてわかりやすいギャグでテンポ良かったみたいな要素も大きいですけど「3~4話でキャラクターの関係が変化する未来を予感させて、それでもキャラクターたちの友情は変わりそうにない」と言うのを描いてくれたので「日常のほのぼのに、ドラマを感じる土台を構築してある」と言うのが僕にとっては大きそう。今回の冒頭にしても「高校に入るつもりのチノにいいところを見せたい」がモチベーションとなると言う筋立てだし、後半部分も「変わらない友情の実践」を描いているわけだから、テーマがくっきり見えている。あと今回は「どう考えても羨ましいシチュエーションなのに、嫉妬らしいところをほとんど見せないシャロ」みたいな描き方がうまくて、これは今までのエピソードを踏まえると関係性が成熟しているからだと理解できる。
どうも作品を支えるトーンの不変なところと、逆に取り回しがよくなったところに特徴を感じる。今までと監督や脚本の人は変わってないんですよね。逆に言うと変わっていないからこそ、単純にめっちゃ解像度が高い話を繰り出してくるようになっただけと言う気もする。もう同じキャラに何年も付き合っているわけだしなあ。

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