2021/04/05

晴れ/1020hPa/体調:ダメ

ダメ。完全にダメだったのでお仕事も休んで、そのまま夕方くらいまで眠ってました。

読んだ。

森薫『乙嫁語り』13巻。


相変わらず最高の描き込みの漫画だ……。

本編の展開についてはコメントし難いですね。スミスさんの旅がこういう形でと言うのはそれなりに悲しいし、この後ロシアが周辺になにをしたのかを考えると。
ちなみに確認したのですが、作中年代のカスピ海は湖面の変動が起きる前で、20世紀なってからは湖面が2m程も急激に低下します。そのあたりを考えると、スミスが旅行したこの景色はそれが生き残っていた最後の時代となるタイミングになるのかもしれません。

途中で出てきたアザラシですが、これはあとがきにもありますが、カスピカイアザラシですね。二本では鴨シーにいます。カスピカイアザラシは海で人間が泳げるような時期はカスピ海南部に生息しているはず。
カスピカイアザラシは絶滅が危惧されているわけですが、これは毛皮目的の乱獲の他、カスピ海での油田開発、ロシアの工業化に伴う海洋汚染などの影響もありますね。
今では7万頭しかいない動物ですが、この時期にはまだ100万頭くらいは生息していたはずですので、これだけ自然とアザラシが寄り添ってくるシーンと言うのも「19世紀末が最後の景色」だったところかもしれないですね。

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