2021/05/09

曇り/1004hPa/体調:胃腸調子が悪い

胃腸の調子が悪くてずっと下痢したり痛み止めのお世話になったりしているのですが、これは気温の変化が極端なせいだなーと言う感じ。けっこう苦しんでます。

なにせついこの前気温が25度もあってかなりきつかったんですけど、今だとその半分くらいですからね。さすがにしんどい。

読んだ、観た。

円居挽『キングレオの帰還』。

前巻で獅子丸の事実上の浮気で別れたみたいな構図になった獅子丸と大河、この流れのモチーフはもちろんホームズでして、要するに「ホームズの不在期間中にワトソンが婚約していて、呆然とするホームズ」が帰還のメインプロットですね。

問題は大河の相手が異性のみならず、「キングレオを精巧にトレースしたAIのキングレオ」って事ですね……。お前そんなもの作ってしまうの感情重いにも程があるだろ……と言うわけで、もう完全に「激重感情の探偵と助手の話」です。最初から最後までそんな感じ。

これは、「公式を解釈する我々のメタドラマ」なんではないかしら。ずっと探偵と助手の愛の話をしていて、その解釈を求めているのはミステリファンあるあるだもんね……。

『ゾンビランドサガリベンジ』5話。

「ゾンビになったので永遠の少女性を獲得した少年である元天才子役・フランシュシュ6号」に対して「国民的アニメで少年役を20年以上続けている高山みなみを声優に、子役としての人生が終わった後の人生を考えている天才子役」をぶつけるという構図がロックじゃん……。

対決の構図とリベンジへの意識を今回も盛り込んでキャラの個性をしっかりくっきり描いてきて、そういう基礎的な脚本作りがそもそもうまいんですよね……おかしな事をやらないでも面白いものを作れる人たちが、おかしな事をやて面白いものを作ってる。

スキャットと言う技法がそもそもアドリブで行うものですし、これを選んだ音楽作りのセンスもいい。

リリィの声を担当している声優さんのツイートなんですが、かなり細かい指示が存在したみたいですね。これはきちんと絵が出来ているので、そっちに合わせてもらう意図でやっていたのかしら。

「子供がポップなダンスを踊る様子が拡散されて人気を博する」と言う展開はここ数年現実でもあってメガヒットを作り出していますし、そのあたりを意識して作られた話だったのかしらん。

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