2021/10/24

曇り/1027hPa/体調:そんな悪くない

うちの母親、油断するととにかく働いてしまうタイプの人でして、今、体が悪いんですけど「棚が壊れているのを見て、気がついたら取り外してつけなおそうとしていた」とかやっちゃうんですよ。

今日はたまたま気がついたので「力仕事は僕に任せなさい」とお説教してちゃんと寸法測って木材加工して棚を直してつけましたよ。一昨日くらいに検査の後痛くて気絶したとかやっててこれなので、かなり積極的に「仕事を奪う」必要があるので気が抜けない。

観た。

『南極料理人』


ストレスコントロールがかなり出来ている作品だとは思うのだけど、ちょっと今の精神状態と相性の悪い描写もあった(上参照)。西村さんとお母さんの区別がついていなくて、KDDIの人にも恋をしちゃうヤツはちょっと出直してこいと思わなくもない(まああの状況で恋人に振られると精神的な安定は失われるよね……)
「マイナス50℃、細菌やウイルスすら生息していない世界においても、人間はガンガン食べてウンコしないと生きていけない」と言うのが根底にあって、それを意識した場面作りが徹底されているんですよね。だから飯とウンコと小さな娯楽だけで世界が回る。しかしそれしかないと人間は正気を維持できないので、みんなそれぞれおかしくなる(バターのシーンはけっこうホラーだよ)
最初はわりとみんな「ご飯はかってに出てくるもの」と思っているフシがあって、エビフライの件みたいに食事に文句も言う、それがだんだん削ぎ落とされていくんですよね。その理解をもたらすのはまあラーメンだったと思うんですけど……あの状況で食事を作っている人は最重要人物である、生命線であると言う理解が浸透していく。実際の現場だとあんなに全員その感覚がないって事はまずないと思うんですけどね。
でもあのラーメンの質感は「だいたい実話がベースなんだろうな」と思わされるものがある……、管理職はリソースが有限である事は理解してくれ。

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