2020/03/27

雨/1007hPa/体調:普通

コンビで行動するタイプのキャラは能力値や行動原理を振り分けるのがコツと言う話ではあるんですよね。ワートリだと遊真と修は人格とバトルスタイルわざと比較されるように設定されているとか、ユーフォだと久美子と麗奈も別のステータスとか、なでしこと志摩リンもアウトドアでもジャンルが違う感じに作られているとか。いつも一緒にいるキャラがそういう所で切り分けがされていると魅力的に見えるし、話も作りやすくなる。

そう言うレイヤー側の話だと思って口走ったら「俺は〇〇と言うのが好みです!」と言う感じのリプと引用リツイートが大量にきたので、妄想はやはり外に出すものじゃありませんね。そろそろミュートしよう。

読んだ。

椎名高志『GS美神 極楽大作戦!!』1~39巻。傑作少年漫画だった。完全にはじめて読みました。今でも人気と言うのがわかりますね。横島の台詞が全部天才の仕事だった。サザエさん方式なの、今となっては懐かしいですね。最近こういう感じの作品はとんと見なくなった。美神と横島「己の欲望に忠実」「いざとなったら犯罪行為でもやっちゃう」が同じ属性なので、二人揃ってるとどんどん行動が常識はずれになっていくため、大量のツッコミ要員を用意して話を制御しているみたいなところも感じられる……いや、みんな非常識なんですけど、専門分野が違うんですよね。それでもキャラ崩壊感はないので、キャラのコントロールがうまい。そもそも横島がスケベでだらしなくてダメなやつなのに、そこも含めて好感が持てる人物なのがすごいですよ。冴羽獠のカッコ悪いバージョンで、同じくらい奇跡的なバランスでは? ギャグ漫画なのでどんどん設定は新しいものになる方式で正解だなと思います。整合性は投げ捨てろ。おキヌちゃん当時のブームを作り出した核だけあってかわいい。

どうでもいいんですけど、設定とか確認するために読んだらwikipediaもPixiv百科事典も熱狂的なファンの人が書いているみたいで、完全に主観的なコメントが大量にあって全然参考にならなくて笑ってしまった。とくにPixiv百科事典、インターネット古典文学とも言える内容になってますね。

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