2023/05/07

雨/1007hPa/体調:そこそこなんだけどさっき目眩

うーん、体が弱いので25~5度みたいな広いレンジで気温が動くと、さすがにちょっと体調が悪くなる。これは健康な人でも辛いでしょ。

観た。

かなり「現代で『ジョーズ』みたいな作品をやりたい」だと思うし、その過程として様々んホラー映画のニュアンスを取り込んだ作品って気がしますね……あとMナイトシャラマンっぽさがある。より露骨に言うと『サイン』と同じ空気してる。不思議な既視感が強い作品で、古典映画っぽい現代の映画なんですよね。

ホラー映画。ホラー映画だと説明にならない! どういうホラー映画なのかのジャンル分けをします……怪獣映画(ホラー映画)なんですよ。たぶんネタバレ要素と判断されてカットされている情報なんですけど、怪獣が到来してしまったので「あの怪獣を撮影してバズろう」っていうのがこの映画の主な筋書き。怪獣の習性を理解して解決しよう(撮影しよう)とする人間ドラマ。つまり怪獣映画なんですよ。怪獣のビジュアルとかが怪獣っぽくないですけど。

この怪獣映画と言う視点で色々読みとける作品で、怪獣映画なんで人間のエゴが災厄をもたらしているし、科学では説明できないような現象に人間の工夫で立ち向かう話になる。あともちろん現実を批判するような寓話を持つ物語構造なのも怪獣映画だからです。怪獣映画はそういうジャンルだからね! さすがにだんだん言いすぎの気がしてきたけど、NOPEがそういう側面を含む作品であるのは強ち否定しきれないのではないでしょうか。

ホラーとしては怪奇色のみならず、けっこう「ぎゃっ」と描写も多い作品ではあるですが、個人的には全然平気でした。かなり人体破壊を伴う映画と比較して並べている人がいたので、人によってはけっこう苦手なシーンもあるかもしれません。

『水星の魔女』17話

水星の魔女

みんなで自分の大切なものにナイフを突き立てようキャンペーン回! そろそろ僕がこれ叫んでおかないと嘘になっちゃうと思うんで叫ぶんですけど、予想以上にリリカルなのは無印になってますね。プロスペラママがプレアママと被るんですよ。上の娘のために、下の娘を道具として遇し、真実の愛など注ぎもしない。ミオリネもグエルも、エラン5号ですら、その手でスレッタを触れよう(ナイフを突き立てよう)とするのに、プロスペラだけがそうではない。そうではないのです。

ここから娘が絶望する真実として「あなたの事が大嫌いだった」を突きつけるはずで、そこがスレッタの底の下の底になるはずなんですよね。スレッタを救うべく動きはずのミオリネは露悪的すぎて、そろそろ一度ミオリネが素直になるための絶望が来るとは思う。絶望が若者が未来に挑むための推進力であってはならないなんてこと、ないからね。グエルがそれを体現したわけですから。グエルは絶望を推進力にして、絶望を乗り越え、今回「ただ殴り合うだけなら、エアリアルより強かった」と納得させる実力を見せたのだから。だからこそ今回のラストがある。

それはそれとしてエアリアル強すぎやしませんか。人間の作った兵器は基本、パーメットスコア6を超えたエアリアルに勝てないのでは……。

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