2023/05/25

晴れ/1023hPa/体調:不眠症状

簡単に言うとパキケファロサウルスの仲間の新種を調べていたら、頭に「体毛、羽毛、爪などの材料であるケラチンでできたなんからの器官が乗っていた」のが判明したと言う話。原生の動物でそういう器官はなんだと言うとサイのツノです。サイのツノには一切骨が関わっていない(他の哺乳類の角では牛の角もケラチンで覆ってあるけど、中に骨が入ってる)ですからね。だとしたらサイのツノみたいな質感の土台みたいなものがあったんではないかと推測。

読んだ、観た。

『病院図書館の青と空』

病院図書館の青と空

児童文学『若おかみは小学生』シリーズで知られる令丈ヒロ子先生の単品作品。思いの外面白かった。転校したばかりの小学5年生・空花は体調を崩して入院してしまう。しかしその病院には図書館が作られていて、本好きの空花は大喜び。ところがそこで、不思議な事が起き、彼女は『本の中』でアオと名乗る不思議な少女と知り合う事になる……と言う感じのファンタジーですね。エブリデイ・マジックジャンル。

彼女たち、本の中を冒険できる事でやる事の一つが「本の中で読んだ美味しそうな食べ物を食べてみる」なんですよね。このテーマで会話すると何時間も話せる、あるあるじゃないですか。そう言う手触りをかなり大切にしている一冊で「読書が好きな子供の友達」と言うニュアンスがすごく強いんですよ。感想をちょっと検索したら、空花とアオの百合小説とも受け止められていてびっくりしたのですが、確かに少女同士の感情と関係性の話なので、これを百合小説と形容するのはわかる。

『もういっぽん!』7話

もういっぽん!

今回もドラマパートが長く的確。今まで出番がなかった先輩を1話で描いて合流するの大変そうなんですけど、過去回想パートが長すぎることもなく、現在の人間関係を軸にLINEでのやりとりなんかをガンガンだしてくるの現代社会のスピード感が作劇でも生きてる感じ。こういう「1話でそこまで回収するんだ?」と言う感じの作劇がエクハを思い起こさせるんだな……。

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