2023/09/03

晴れ/1014hPa/体調:悪い

最近TRPGで話題の「時として発生する自分には受け入れがたい表現に対するセーフティツール」Xカードについて、提唱者John Stavropolus氏のテキストとその翻訳について紹介しますね。

そもそもは海外ストーリーゲーム、とくにピーキーな表現がある作品をプレイする際のトラブル対処ツールとして生まれた経緯があるようで(日本国内で人気のゲームであれば『CoC』、国産RPGであれば『ネクロニカ』などがこうした問題を抱えることがあるだろうと思った)、LARPなどにも同様に「ゲーム進行の停止を求めるサインの設定」を行う文化が存在するそうです。

重要なのは「Xカードの様なセーフティが存在することそのもの」「それについてプリプレイで共有し、申告しても大丈夫なNG要素があれば事前に回避できる状況にしておく」の方だなーという感じはすごくします。

(とくに日本のゲーマーは性描写について大らかで、性描写が苦手なプレイヤーは辛いだろうと思う場面なんかはけっこうありますので、そう言うのは回避できるようにした方がいいだろうなと思います。例えばブルーアーカイブTRPGをするとして、いきなり他の参加者がアコのメモロビの密度でエッチな演出をやり始めたら、うきうきのユウカファンがついていけないくらいの状況はあるなしで言ったらあるでしょくらいの気持ちで話しています)

それでも悪意なく人のセンシティブに触れてしまう事はあるのもなので、予防軽減負荷のためにこうした措置はないよりはある方がいい(システム上はね)と言う気がしています。

僕はたまに「クリーチャーの姿や動作の描写が一般に想像されるものよりもグロテスクである」と怒られるんで、こういうのを設けたほうが良さそうの気持ちがけっこうある。

観た。

『ニチアサ』

ヒロプリが突然脅威度と言うか、本気度の高すぎる悪が出現してしまって戸惑うが、新キュアの前フリだったのね。ガッチャードは雰囲気はいいので、このままうまく物語を広げて欲しい。キングオージャーは石田彰が石田彰すぎて最高の気持ちになってしまったので責任を持って最後までやってくれ!

『スパイ教室』20話

『スパイ教室』上ブレ回。こういう時のためにこのアニメを見ている。アネットのキャラ立ては他のキャラとけっこう違っていて、スパイ教室のキャラは『優秀さ/問題性』の対を中心にデザインされていて、しかしアネットは『能力とは関係なく明らかに人格に問題にだけある』んですよね。また能力を全員が意識的に『騙す』に使う作劇を繰り返しているのですが、アネットに他人を騙すような感情はまったくない。振るわれる暴力も、他キャラは意識的に『普段と切り替え』てるわけですが、アネットには全然そんなところはなく、彼女はギャグシーンと同じ無邪気さでギャグシーンに使うのと同じ爆弾で他人を虐殺できる……と言うのを突きつけてくる。これがスパイスになっててかなり良い。

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