2023/11/18

晴れ/1026hPa/体調:わるめ

人類の悪意に触れてしまって少し体調が悪い。

読んだ、観た。

『search2』

最高に面白かった。
インターネット完結ミステリ映画searchの第二弾(続編というより同じコンセプトの映画2個目よね)今度は娘が行方不明になった母親を探す映画になっております。キャラは違えど、女子高校生が自分の知る様々なインターネット手段を駆使して捜査を進めるテイストが『自由研究には向かない殺人』を思い出させる。
ミッドポイント以降急速にサスペンス色が強まる。第一弾の『search』とはだいぶテイストが違う、衝撃的な展開で叩いてくるタイプの作劇。傑作サスペンス映画と行っていいので、みんな見て欲しい。

『ウルトラマンブレーザー』17話

ウルトラマンブレーザー

「おそらくお主も目当ては拙者と同じ……」そんな台詞出てくる作品だったっけブレーザー!? と思ったら宇宙侍だと……侍?! オシャレなレトロ喫茶店で初めてブレーザーとしての自分を感知できる能力者と向き合う。ゆ、幽霊!? つまり侍は自称で、口調もかっこいいからやってるだけ?! ウソだろ! 萌え萌えキュンなのか……?! 幻覚みたいなエピソードだ。「相手は怨霊じゃ」好きになるからやめてほしい。怨念がおんねんな。ブレーザーはウルトラマンなので魂のみの存在という事が示唆されましたね。「先に帰りました」か。

『探偵は御簾の中 同じ心であらずとも』

祐高様が河原の石を集めているの、子供らしい趣味と言うセレクトだろうと思うんですけど

石を磨くのが趣味だった祖父の遺品が手元にあったので、爆笑してしまった。そうだね。石を拾って磨く趣味が極まるとこれを作ると思う。
1巻のスパダリとしての祐高様は段々といなくなるシリーズではあるんですが、1巻の感想スペースをやった時にみんなで語ってた祐高様の魅力についての話が最終的にめちゃめちゃ肯定された気がしてます。真のスパダリが肯定してくれる忍様の恋、忍様だけのスパダリ。

『夜は短し歩けよ乙女』

幸せな読書体験でした。序盤、先輩視点でこんなロマンティックになると思ってなかった。
TLの京都大学卒業生の方々が本当にだいたいこの小説の世界観に生きている気がするんですけど、卵が先なのか、鶏が先なのか。常にない思い出が蘇るような体験で、存在しない記憶が刺激され、「エモい……」と浸ってしまう。
魔風邪恋風邪、コロナ禍の京都の映像はこの作品の世界で、円居先生たちそれを満喫してたの?! ずるい!と言う気持ちがこみ上げる。
ディスコミニケーションの植芝理一世界を連想したし、なんらかの連続性が存在すると思う。

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