2023/12/09

雨/1016hPa/体調:よく寝てそこそこ回復

ホグワーツレガシー

クリアしました。個人的には今年遊んだコンシューマーゲームベストかも。最も今年はあんまりゲーム遊んでないね……。

順当に予想された決着を付ける形でのEDで、正直万感の思いはあれど、EDそのものに感動はなかったです。「今まで死んでいった仲間たち、オレやったよ……」って拳を握りしめるタイプの感情はあった。

これ、決着は物語の核じゃないんですよね。なにが物語の核かを真面目に考えるとそれは「力の扱い」の話で、これはかなり魔法使い的なテーマなのではないでしょうか。古代魔法と言う大きすぎる力である魔法とどの様につきあっていくのかを問う話なんですよ(闇の魔法の存在はその補助線なんだなと思う)。そのテーマ性に対する感受性の有無で物語に受ける印象はけっこう変わるんじゃないかな。

このゲーム、身も蓋もない事を言うと「ゲーム性による体験」よりも「ゲーム世界によって得られる体験」の方が大きいんですよね。でも別にこれはマイナス要素ではないし、ゲーム性が一定以上担保されてるなら、ただ楽しいだけだし。で、ゲーム性はオープンフィールドでよくできているのを駆け回るのと、コンボ中心の魔法バトルでけっこう確保できてる。

「体験」の質が……僕の話で言えば「闇の魔法を拒否する」ところで一気に跳ね上がった感じがあるんですよね。なぜ闇の魔法を禁じている世界なのか納得できる話だったから。なのに闇の魔法を覚えられるの、洋ゲー!オープンワールドゲームの文法!怖い!ってなるんですけどね……。

だから「世界観好きそう」ってなる人は素直に買ってみてあまり損はしないと思うんですよね。その世界観の中で思って以上に自由に生きる主人公にビビることになると思うけど……!

観た。

『ヴァチカンのエクスシスト』

けっこうな怪作。
きちんとしたホラー映画ではあって、「現れる人知を超えた怪異。その正体を如何にして突き止め、如何にして対抗し、如何にして祓うのか」「怪異がついてくる人の弱みとはなんであり、それを乗り切るのは愛である」と言う基礎がきちんと生きている。背骨が厚い。序盤・中盤・終盤隙がない。
ただし人間も悪魔も強すぎるため突然の笑いに襲われてしまう時が………………けっこうありますね!!
「いや……ラッセル・クロウが出ている映画なので、洗面台をかち割る威力で人間の頭が叩きつけられようとも、人間は絶命しない!」くらいの気持ちになるんですが、それはそれとして時々笑っちゃう。なんで君たち生きてるの。耐えてるの。悪魔側も暴力が強すぎでしょ。普通ここで死んで話が終わるタイプの負傷してるでしょ! しかし主人公がラッセル・クロウなので納得と説得があります。

『葬送のフリーレン』14話

前半はフェルンかわいい回。でもフリーレンとハイターのやり取りに魂のほとんど全部を奪われてしまった……。馬車から大胆に飛び降りるフリーレン、「フリーレン以外には一撃で魔物を殺して脱出する」をやれないから即決したんだと思うけど絵面が豪快すぎる。
まあもちろんアニメの演出だとヒンメルはフリーレンの事好きだと思うんですけど本当にそうなのかはちょっとやっぱ疑問もあってェ……というのも原作漫画が淡々としているからなんですけど。でもヒンメルはフリーレンがあの指輪を選んだなら、ああやって指輪を渡す男だと言う気持ちがあるんですよね。ヒンメル……ヒンメル……。

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