晴れ／1020hPa／体調：ちょっとストレス性の症状多め
これは本気で言っているし、月ノ美兎は「Vtuberである自分が、普通のYouTuberのマネをする事で映像がシュールになる」のを日常的に画面に盛っているよね。なのでかなり細かい演出を動画でやってる。
読んだ、観た。
『ペンギン・ハイウェイ』
「読んでしまったら、読む前には戻れなくなる小説」というのがいくつかあって『ペンギン・ハイウェイ』は明らかにその一冊でしたね。理想を越えたジュブナイル小説であり、唯一無二の冒険小説であり、センス・オブ・ワンダーに溢れたSF小説である。間違いなく小説の理想の一つだと思う。
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした――。
奇想とも言えるストーリー。その中でアオヤマくんは子供としては飛び抜けて理性的・知性的で、物事を理解しようという意欲を崩す事がない。それなのに、子供だから大人を理解できていない。なので、あんなにおっぱいが好きでも、お姉さんに対する好意を言語化はうまく出来ない。
だからこそ読者は、苦いコーヒーを飲みながら、お姉さんの事を「大変好きだった」と理解し、大人になるまでの日数を数えるアオヤマくんの姿を死ぬまで忘れないと思う。
正直不満点はたった一つ、アオヤマくんがまだ子供だからこそいっぱいいっぱいで、ハマモトさんの心にまでは手を差し伸べる余裕がない事くらいなんですよね。でも海を見つけたのはハマモトさんなんだから、ハマモトさんには結末を見届ける理由があったと思うよ、アオヤマくん。
『HIGHSPEED Étoile』1話
Twitterの感想、みんなサイバーフォーミュラの呪いを引きずり過ぎじゃない！？ とりあえず完全なCGアニメで、技術的意欲作なのは凄くわかるからそこで評価が上がってしまう。それはそれとしてスピード感が足りない……と言う意見があるのはわかって、なんでかと言うと滑らかで溜めがないリアルな動きをしすぎているのだと思う。
1話、丸々1話と使った前振りにすぎないので話の評価が難しい。技術力を見せるための話でしかなかったし。
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