2020/08/15

曇り/1008hPa/体調:そこそこ

父親が退院しました。今度はもうちょっとゆっくり出来るといいなあ。

ボードゲームアリーナで友人たちと遊んだブクブクがかなり面白かったので簡単なルール説明とか。

大変だ、タイヘンだ。南の島に大あらしが近づいて、高潮が押し寄せてきたぞ。羊飼いは大慌て。
だってこの島は、台風が来るようなところじゃない。
だから山も島もないのに、ずっと羊を飼ってきたんじゃないか。
高潮で島ごと沈没しかねないぞ!

「ぶくぶく」では、プレイヤーは羊飼いとして、手札をうまくプレイして避難し、
足元の水位に脅かされないように気を配らなければなりません。
誰よりも高潮に脅かされた羊飼いは、浮き輪を1つ失ってしまいます。
各ステージの終了時に手元に残った浮き輪の数だけ、プレイヤーは得点を獲得します。
ゲーム終了時に獲得している得点の合計が最も高いプレイヤーが勝利となります。

プレイ人数:3~5人用
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
ゲームデザイン:Stefan Dorra

[セット内容]天候カード60枚、水位カード24枚、浮き輪カード24枚、説明書1枚

・各プレイヤーに「天候カード」を12枚配る。必ず12枚なので5人までが制限人数となる。
・天候カードには「天候カードの強さを表す数値1~60」と「浮き輪」が描かれているので確認する。
・各プレイヤーは「浮き輪」の合計を計算しその分の「浮き輪カード」を得る、それぞれ2~6枚となる。
・だいたい「強い天候カードは浮き輪の数字が少ない」ために、手札が恵まれたプレイヤーほど「浮き輪カード」が少なくなる。
・山札として「水位カード」を配置する。

ここまでがセッティングですね。「浮き輪カード」の数で「あいつは持ち札が強い」みたいな事がわかるシステムです。
ただしこのゲームでは「浮き輪カード」はライフなので、配られた「天候カード」が強いというのは、必ずしも有利であるとは言えないのです。

・山札から「水位カード」を2枚を場に出す。「水位カード」は2~12が各2枚存在している。
・各プレイヤーは自分の手札から1枚の「天候カード」を出す。
・最も数字の大きい「天候カード」を出したプレイヤーは、場の2枚の「水位カード」のうち、数字の少ない方を獲得する。
・次に数字の大きい「天候カード」を出したプレイヤーは、場の2枚の「水位カード」のうち、数字の大きい方を獲得する。
・「水位カード」を獲得した各プレイヤーは、手元の「水位カード」置き場の一番上にそれを置く。ゲーム中参照される「水位カード」の数字はすべて一番上のものとなる。

例えば場に出ていた「水位カード」が4と10の場合、1位のプレイヤーは4を、2位のプレイヤーは10を獲得することになります。

・全員の「水位カード」置き場に置かれた「水位カード」の数字を参照する。
・最も数字の大きな「水位カード」を持っているプレイヤーは「浮き輪カード」を1枚失う。
・「浮き輪カード」が-1枚になった場合、ゲームから脱落する。
・これを24枚の「水位カード」がなくなるまでの12回、繰り返す。
・残っていた「浮き輪カード」の枚数を得点として加算する。プレイヤー人数回ゲームを行い、最も得点を得たプレイヤーの勝利となる。

基本的に数字が大きい「水位カード」を持っていると、どんどん浮き輪が失われてゲームオーバーになります。
なので場にもし4と10の「水位カード」が出ていたら、可能な限り大きな「天候カード」を出して4を手に入れたい。10は嫌だ! となります。
でもここでただ手持ちで一番大きな「天候カード」を出してもうっかり2位になって水位が10、浮き輪を失う展開になる事が結構多いです(自信満々に59を出したら60の人がいる、2位確定! とかそんな流れ。なんで誰がなに持っているのか考えて読む必要がわりとあります)。
しかし3位以下なら「水位カード」は獲得しないので、他の人に10を獲得して死んでもらいたい! だから数字の少ない「天候カード」を選んで3位以下を狙おうと言う選択肢も存在するわけですね。でももし全員同じこと考えてたら……? とかありえます。

「天候カード」の強さと「浮き輪カード」の枚数が連動するシステムがかなり面白く、「天候カード」に恵まれたプレイヤーはうっかりダメージを受けるとあっという間に脱落するし、生き延びても得る得点は少ない、しかしもちろん勝ちやすい。「浮き輪カード」が多いプレイヤーはそ運良く勝ち残れば、一挙に得点を得るチャンスでもある。ので、配布の段階で戦略が生まれてくることになります。

実際遊んでみて、一回大きな「水位カード」を獲得すると、わりと逆転できなくなってあっという間にと言う展開は多かったです。読み合い・カードの把握による予想の要素ももちろん強いのですが、「……なにを出しても負ける流れだったな」となる手札の事もあったので、運の要素も大きい。パーティゲームとして盛り上がるタイプでしたね。なお僕はわりとボロ負けしました。カード配布系、なんか自信がないんですよね。

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