2019/09/25

晴れ/1021hPa/体調:ドーピングして動いてる

起きていたかったのでだいぶ無理して起きてる。無理して起きてるとあまり物事が結局できないのよね。
それでもアニメ見るくらいはするぞ。

識者のいるところで「乙女ゲーの悪役令嬢」の話題が出たので「実際には乙女ゲーには悪役令嬢はほぼ実在しないわけだが、どういう理屈で生えてきた概念なの?」と言う質問をしてみた。

どうも「悪役令嬢に転生する話を書こう→なろうなのでゲーム世界にしよう→乙女ゲーということにしておこう」くらいの順序で生まれた概念ではないかなと。

なるほど、なろうという環境ならこれは納得力がある。

観た。

『グランベルム』9話。水晶さん盤外戦術で決着をつける気満々じゃないですか。震える声の「いい目」いい声だなあ。水晶さんがなにを企んでいるのかはっきりしないと言うか、あの女何者なんだよ。寧々ちゃんが伝えた真実がどの程度悪いことかで今後が割れるよね。
充実のアクションシーンからの「きれいなお人形でしょ?」
ちょっとお! なにこの次回予告の手心のなさ! これは「名前を呼んで」フラグでは。いやでも、そんなに素直にしてくれるかな。

『グランベルム』10話。九音ちゃんのささやき声が完璧ですね……。決着は物理。えっちょっと。なにこれ。推しが! 久しぶりに! 推しが! 久しぶりに! たぶん駄目だろうとは思っていたけど、もうちょっと手心のある場面だと思っていたよ!
この物語、前提を覆すのになんでこんなに一生懸命なの(それが一つのテーマであることは顕著なんですけどね)。
悠木碧やりすぎじゃないですか? 水晶さんこれなんなんですか? こいつこそ本当に人間なの?
傷つくだけの世界ならいらないいらないいらないいらないいらないーい。

『グランベルム』11話。ゆかりーん。琵琶湖のほとりを走るシーン、すごい絵だ。この大胆だけど、どこか落ち着いた空気感、花田十輝の筆だなあと思います。
「諦めるしかないの?」姉妹の共同作業をちゃんと挟むの嬉しいですね。魔力豊富な人は手先不器用になる運命なの? 魔術師としては才能がない方が手先器用なの?
ゆかりんの挿入歌!
絶対に花田さん、少女がぜえぜえと息切らして走るシーン好きだと思うんですよね。よく見かける気がする。僕もこういうの好き。
満月……。最後の戦いを前にこういうの、なんだかしんみりしちゃうなあ。
次回予告の「少女たちのエモーショナルエクスタシー」って言葉考えたの誰だよ出てこい。ご褒美に飴玉くれてやるよ。

『グランベルム』12話。「きっとこれが答えだよ」
「手段は選ばないってこと?」お前にだけは言われてなくねえよ!
「世界なんてどうでもいい」「それのなにがいけないの?」
水晶さん自分の言葉今回全部ブーメランなのでは?

本質的に物事が覆ることへの否定だと思うんですよね。起きてしまったことは元には戻らない。悪いことだけじゃなくて、いいこともなかったことにはならない。
そしてこのテーマに則った場合「満月をどうするべきか」が明確とは言い難いんですよね。
満月がいなくなったことになる世界は正しくないけど、満月を生かしてしまう世界も正しくはない。
「起きたことをなかったことには出来ないし、するべきではない」って縦糸が通っていて、それでは満月はどうあるべきなのかを問いかける話なんだなって思います。
当然世界のあり方よりも少女の願いの方が尊いから、それを優先してしまうのも一つのやり方なんですが、この話はそれを選ぼうとはしないだろうなあ。
あ、もちろん少女の願いには「こんな世界は滅んでしまえばいい」とかもありです。だいたいの場合、そもそもあなたが不幸になる世界は間違っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました