雪も降ったよ/1017hPa/体調:ちょっと悪い
出社して労をしてきたのでやる気が消えている。
僕は見られていないのですが、水樹奈々のオンラインアコースティックライブが「史上最大の胎教」みたいに言われていてさすがに笑ってます。水樹奈々の胎教、事実上毎日東京ドームで歌ってもらうみたいな話ですからね。
この世には2種類の読者がいる…突然ニンジャが出てきて何もかも無茶苦茶にすると喜ぶ読者と怒る読者…
— 汀こるもの@探偵は御簾の中 (@korumono) November 8, 2020
『サプライズニンジャ理論』、つまり「その話に突然忍者が出てきて暴れだして、そっちのほうが面白く思えたらダメ理論」、最大の欠点はまさにこれ。どんな話でも「突然忍者が出て殺す!」展開の方が面白く感じる読者、絶対いるんですよ……。
— KITE (@KITEis) November 9, 2020
サプライズニンジャ理論、要するに「お前の話は突然出落ちで出てくる忍者より魅力的なのか?」「忍者のほうが面白く思えたなら、なんだったらそのシーンをまるごとカットしても問題なくないか、脚本を読み直せよ」と言う問いかけをしろと言う話であり、これはサプライズ力士でもサプライズメロスでもサプライズイデオンでもサプライズ火の七日間でも見た目のインパクトで笑いが取れればなんでもいいんですよね。肝は「忍者を追加したら面白くなる」というのではなく、「忍者より弱いシーンは考え直せ」と言うヤツ。物語は突然あらわれる忍者より弱くてはいけない。
なので忍者が突然出てきて殺しても、物語としては一貫性が取れている場合はノーサプライズニンジャです。ニンジャスレイヤーや忍者と極道みたいな忍者が重要な役割を果たす物語では別の記号にした方がいいっていうか、現代日本では忍者と言う存在のミームがだいぶ異なるニュアンスになっているので、もうサプライズニンジャ理論で考えないほうがいい気がします。
そもそもわりと昔から日本人の中では「忍者は突然出現して、闇討ちや不意打ちしてもおかしくない敵役」なんで、そもそも日本人が書く日本の話にはあんまり適用できない理屈まであるよ。
なおそれますが、ドハティゴジラ理論は「サプライズでもなんでもなく、どんな話にでもゴジラをプラスしたら面白くなる」で完全に狂気の作法であり、サプライズニンジャ理論とはだいぶ違ったりします。
コメント