2021/03/17

曇り/1018hPa/体調:死

昨日寝ようと思ったら急に吐き気と頭痛に襲われて数十分苦しむ羽目になって、今日は何もかも休もうと思ったら、12時間以上眠り続けた挙げ句にそれでも睡眠スコア53。地獄。

友人に「ドライブとかの先でコーヒーを淹れたい」みたいな話を聞いて、ちょっと悩んでみました。


アウトドアでコーヒーの王道はパーコレーターかなと思います。メリットは「これにコーヒーと水を入れるだけ」なので誰にでも使えてケトルが不要だから「必要なものが少ない」ですね。車載するなら大きいメリット。デメリットは「粗挽きの粉が必要になるので、それ用の粉を用意する必要がある事」。粗挽きの粉を用意することそのものがちょっと面倒くさいって言えば面倒。


僕が良さそうと思ってるのはカリタのニューカントリー。メリットは「ドリップだけで技術差がでない」「普段のコーヒーの豆とフィルターをそのまま使える」。デメリットは「道具が色々いるので車載スペースが結構必要になってしまう」。多分一番道具が多い。
これに限らず「携帯出来るドリッパー」の類は全部「ケトルとドリッパー本体とフィルター」を持ち歩く事になるのでちょっと大荷物かもです。


一番合理的な気がするのは割れない金属製のプレス。メリットは「技術差がない」「普段のコーヒー豆で使える」「紅茶とかにも対応できる」、デメリットはとくに思いつかないですけど「一番手間がかからないのを趣がないとする人もいそう」な事かな。

「出かけ先でコーヒーだけじゃなくてカップラーメンとか食べたくなりそう」みたいな予感があるなら「専用品」のパーコレーターは避けたほうが賢いのかもしれません。でも「アウトドアでコーヒーを飲む、その専用品を持ち歩く」陶酔感が一番ありそうなのもパーコレーターなのがちょっと面倒くさいですね(やったことがあるけど実際楽しい)

葛城ミサトの話
エヴァの見方として「最強のエヴァパイロットである碇シンジと、その司令官である葛城ミサトのバディもの」と言うのはあると思うんですよね。

エヴァはシンジとミサトが出会うことによって始まった物語です。

使徒との戦いのテーブルに碇シンジを立たせれば人類は勝てる。葛城ミサトはそのための状況を整える。碇シンジを出撃させて運を天に任せる。

葛城ミサトが立てた作戦がどんなにガバでも、碇シンジなら勝ってくる。だから碇シンジが蘇るためなら葛城ミサトはその全てを捧げられる。破からQまで14年さえも、碇シンジを取り戻し「決戦」に「汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機」に乗ってもらうため、それだけに使える。それが葛城ミサト。

この話をしたところでもう僕の葛城ミサト語りはほぼ終わってしまうところがあります。

葛城ミサトは本当にそういうヤツで、Qでシンジくんを殺せなかったのは、碇シンジと言う人間に対する彼女の情でもあったはずですが、碇シンジがいなければNERVは倒せないと言う理性でもあったはずです。

碇シンジを戦力として扱うのと、碇シンジにかけがいのないパートナーとしての情を持つことは両立するんですよ。葛城家で生活する数ヶ月、碇シンジは紛れもなく葛城ミサトの、本物のパートナーだったんですよ……。

「うちらのお父ちゃんもニアサーで消えてもうたんやぞ!? 碇さんは恩人で! 仇なんや!」と言う鈴原サクラのセリフ、葛城ミサトの立場に近いんですよね。葛城ミサトも父の仇を撃つために生きていたはずの人間だから。

まあ、子を守るためとは言え、実質育児放棄してるし、相変わらず大人としては破綻してるんだけどな!!
なにが「父親に出来ることは肩を叩く事か殺すだけ」だよ! お前のとーちゃん葛城博士!!!!!!!
(まあ葛城博士がひどい人になったの、碇ユイの設定の一部を引き取ったからだと思うんですけど)

結局葛城ミサトは戦友だったり友人だったりはしたけど、最初から最後までシンジの親なんかじゃなかったんですよね。
二人はその関係を『息子・加持リョウジ』を介することでお互いに理解し合う。
碇シンジは加持リョウジの友達になって「いいやつだった」と報告するし、葛城ミサトはその事を素直に喜ぶ。その事でたぶん、二人の関係は正常化して、「本当の友達」になったんだと思います。シンジはこれで「友達たちを取り戻せた」から、心置きなく決戦に向かえた。

そしていつもどおり「赤木リツコに無茶苦茶させて、自分は現場に残る、指揮官としては失格」の采配。葛城ミサトは碇シンジに全てを託すし、碇シンジが勝つためなら死ねるから仕方がないんですよね。

大人としては保護者としては最低なんですけど、葛城ミサトだから仕方なかったのを理解できて、嬉しかったですよ。本当……。

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