2021/10/15

晴れ/1019hPa/体調:なんとか動いている

なんとか父親の入院まで終わって、何日か休めそう。今日は父親を入院させた後に自分の通院があって、診察室に入って先生から言われた第一声が「ふらついていますよ、大丈夫ですか?」だったので、あまり大丈夫ではないんだと判断して運動などは休止しました。

発作的にコンビニでこれともやしを買ってきて食べたんですけど、口にあった。Amazonの販売価格、なんか高くない?
僕にはやや味が濃かったので、推奨もやしの1.5倍位で作っても大丈夫かもしれない。そんな量のもやし一気に食えなくない?
他の野菜も少しまぜて彩りだしてみたら、他の野菜も美味しく食べることが出来たので、冷蔵庫に余っている半端な野菜を一気に300gくらい茹でて食べるのが一番いい食べ方の気がします。

読んだ、観た。

麻耶雄嵩『メルカトルかく語りき』


僕は電書版で読んだら、円居先生の解説がついてこなかったのですが、円居先生はこれのなにを解説してどんな事を言っているのか、円居塾の前に朗読してもらえないでしょうか……?
アンチミステリです。アンチミステリなので、ミステリ小説をかなり読んでいて、アンチミステリと言うジャンルに興味がある人向けだと思う。思う。このシリーズあんまりきちんと読んでいなくて、それはなぜかと言うと、アンチミステリに苦手意識があるからではあるんですよ。何年も前から読んでなかった。今回いい機会だと思って読んだら、思いの外楽しめたと言うのは感謝したい。これはおそらく、テーマが一貫している短編集と言う好きな形式だったのが大きい。こういう形式だと「同じテーマを同じ作者が書いても、多様な切り口がある、それ故にテーマにされている事そのものの面白さをどんどん体感できる」のがいいんですよ。ミステリ、とくに犯人当てが好きだと「ツボ」があると思う。

『月とライカと吸血姫』1話。


むちゃくちゃ雑に紹介すると「どう考えても架空の旧ソ連が有人ロケットを打ち上げるにあたって、死んでも社会的に怒られないテストパイロットとしてCVが林原めぐみと言う最強の吸血鬼を採用。それに宇宙飛行士の脱落者だと言うとても人のいい青年を教育係につけた」と言うライトノベルのアニメ化です。もうちょっと作り込まれていないだろうなと思ってみたら、かなり良かった。宇宙関係の描写は詳しい人だとあらがわかるんだろうなと思います。専門性の高いジャンルの描写はどうしても限界があるので(つまりこれは、完全な素人がみたら一定以上のクオリティを感じるほどにちゃんとしていると言う事ですね)
現段階で一番「いい」と思うのはメインキャストが林原めぐみって事ですよ。「少女の声」で「齢を重ねた声」で「叡智」で「無知」なんですよ。これが表現出来るキャストは多くないと思うので、ここに林原めぐみは本当にいい。追う価値を感じる。

『ゴジラS.P<シンギュラリティポイント>』10話。
13話との事なので残り1/4……のはず。いや確かに全体のエピソードを分解すると「すでに世界の破滅の原因とその解決策の断片は手にしており、今まで活躍した登場人物たちが、それぞれの活躍を持ってラストバトルに向かう」流れで、残り1/4としては完璧な作りなんですよ。怪獣映画としてみても話はとても盛り上がっているし、非の打ち所はない。ゴジラがまだちょっとしか活躍してないくらいだけど、放射線とかではなく世界の終局そのものである能力を持つ怪獣の活躍量としてみたらこうなるだろうなくらいだし。それでも「お、終わるのか」と不安になるし「あと10話くらいやってくれないか」となる。今回はとにかく「あらゆる登場人物たちが自分の使命をなんとなく把握して行動し始める話」で、満足度がものすごい。
思えば、オキシジェンデストロイヤーが酸素ではなく紅塵に作用する存在として描かれているのは、それが怪獣にとって酸素のように活動に必要不可欠なファクタだからと考えても良さそう。もしかすれば彼らの細胞には、我々のミトコンドリアにあたるような「紅塵を利用するために、細胞に共生している某」が存在したりしていても不思議ではなさそう。とにかく描写がなんでも面白い。そう言えばゴジラが吐くものが、まさに『白熱線』と表現するべきものというのも印象的。

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