2021/11/04

曇り/1016hPa/体調:まあまあ

これは現象としては「石炭化」ですね。現代でリアルタイムで起きている現象として見ることがあるとは思いませんでした。

そもそも石炭とはなんぞやって話をすると、まさにあれは炭化した植物なわけです。じゃあなんで炭化したんだよ。と言うのがミソです。現在なら植物は炭化しません。大抵は動物や細菌に食われるなりなんなりします(炭素化ではなく酸素とかと結びついて分解されちゃうって事でもあるかな。消化はまず酸化剤に食べ物を漬け込んで行うわけだし)

が、石炭紀と言う時代はそうではなかった。なぜならこの時代、まだ植物を分解する(より具体的にはセルロースを分解する)細菌が存在しません。もっと言えば動物だって上陸していない。植物はただ増え、やがては重さで崩れ降り積もり、炭化し続けた。そういう時代があったんですね。植物側も動物から身を守ったり、動物に花粉を運ばせるような植物はない。草も花もない。その時代に存在した植物のほとんど全てが緩やかに炭化して莫大な石炭となったわけです。

現代で植物が石炭化するには、まず酸素及び細菌と触れない必要があるわけで、そうなると缶詰の中と言うのは理想の状態ですね。さらに「果実なので果糖がある」「シロップ漬けなのでさらにショ糖がドン!」と言う状況。形が残っている=セルロースが分解した様子はないけど、そっちの糖が先に石炭化したというわけなのかな。

観た。

『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』

Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム

酔っ払ってFateが好きな人がプリヤの二次創作を書いたみたいな幻覚だったと言う感想になる……。いや、実は面白くなかったかどうかで言うとけっこう面白くて、かつその上で「男女逆転したら、描写がやばくなるみたいなギャグはよくあるけど、別にやばかったんだなと言う話でもあるんだよな」みたいなツッコミもありつつも手堅いギャグアニメという気はするんですよ。もともとFateのセルフパロディでもあるプリヤのさらにセルフパロディをやると、正直詳しくないからなにをやっているのかわからないシーンがけっこうあるわね。1時間余裕があったので、1時間映画がちょうどあるなと思ってみたら混乱をきたした。と言うのは普通にちょっと減点要素かな。
だがさすがにプリヤなんだからイリヤかクロか美遊がメインのパロディでしょと思ってたら、ほぼアサシンの慎二と麻婆ラーメンの神父のアニメじゃん……なんのために僕はこれを見たのだと言う気持ちが生じるくらいにはワカメ救済ルートじゃん……となった。魔術師としてではなく、スペックの高いアルバイトとして生きる彼は幸せだったと言う話じゃん。
個人的には一番おもしろかったのは彼が全く関係しなかった缶蹴りでしたね。みんなこれ、劇場で見た時どんな気持ちだったの……?

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