2021/11/21

曇り/1018hPa/体調:疲労感はある

そろそろ来月の予定を整理したりなんだりしてたら終わった週末。

ようやく『戦争は女の顔をしていない』を読み切りました。


これを読んだ事で『同志少女よ、敵を撃て』が読みたい欲が30倍くらいになりましたので買います。

本当に偉大な書物なんだなと思うし、一方で「この本で語られているのは20世紀のうちに話せるギリギリのライン」の範囲でしかないのがありありと伝わってくるのが一番怖いんですよね。軽々しく感想を書けない。

観た。

『トムとジェリー』


動物だけフルアニメーションの実写映画と言う感じの『トムとジェリー』。普通にスラップスティックコメディとして愉しめばそれでいいんじゃないかなと言う作品。トムとジェリーが好きだった幼稚園時代の事を思い出せたので、全然悪い映画じゃなかったですよ。ポップでいい。なにも考えなくて良いタイプの映画。裏で花束を見ていた方にはなんか全然悪い事してないのにひどい事してる気分だった(なおテーマ性とかはとくになくて、パディントンみたいなのは望めませんし、ピーターラビットほど風刺が効いているとかでもないです)。
喧嘩パートの被害総額のヤバさにはけっこう引いた。実写でトムとジェリーのスラップスティックコメディが繰り広げられるとただの地獄だったんスね……。被害総額が何億になるのか想像したくないし、その影響で完全なる被害者なのに仕事を首になるマネージャー……別に悪いやつではなかったのに動物が暴れた事で闇堕ちしてしまった……。こんなに動物が人に迷惑をかけてる作品なんだけど、まあ動物を使役する人間社会が一番悪いんだよな……。
それはそれとして俺たちのクロエ・モレッツちゃんが「身元を誤魔化してホテルで働く田舎出身の美少女」やっていて、そこそこ迷惑なヤツなのにかなりかわいい印象のキャラになってます。インドのドレス姿なんかになるシーンもさすがに存在感がある。

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