2021/12/05

曇り/1032hPa……はい? なんでそんな上がってるの?!/体調:疲れっぽのでチートデイにした

飽食してしまったがMiband5くんによれば500kcal以上活動したので許されるのではないかしら? 許して。検査直後なので甘えさせて。明日はインドカレーです。

観た。

『モアナと伝説の海』


「主人公のモアナのキャラが好きなら観るべき」「王道の海洋冒険物が好きなら観るべき」くらいのいい出来の作品です。
なんか冒頭のモアナが海と戯れるシーンでなんとなく既視感を抱いて「ちょっとだけ宮崎駿のテイストがある気がする。最近映像研を見ているからかもしれないし、そうではないかもしれない」くらいに思っていたのですが、徐々に「既視感」が募っていって段々と「これは新しいディズニープリンセス像を作ろうだとか、ポリコレに配慮したと言う事とか、そう言う話はそんな大きくなくて……その……単純に宮崎駿フォロワーが制作した作品なのではないか……?」となってしまって……。
見終わってから検索したら岡田斗司夫が動画で説明していたり監督も影響を受けたと実際に言っていたり、自分の肌感覚も馬鹿にしたものではないなとなりました。
これはポリネシア―ハワイ神話をベースにした物語でーみたいな作りがわりともうとか色々あるんですけど、うーん。言語化していくと最終的には全シーン考察とかする事になりそうで面倒くさいのでやりたくないな!
大雑把にみても「神話構造をモチーフに、そもそも強く賢い女性がさらに強く賢い女性としての能力を開花する話で」とか「ガジェットの使い方」とかで既視感覚えた人は相当いたんではないですかね。
モアナは思ったよりも複雑な背景を持った人物だったのがかなり良かったです。単純に地元を飛び出す田舎娘というわけではなく、そこには王としての義務感があり、民への愛、海への憧れ、家族との絆、伝承への敬意、追い詰められた環境などの複雑なものから一定以上の合理性を持って悩んでいる。その手の掘り下げが全然雑ではない。いい映画です。

ニチアサ。
今日の朝はトロピカルージュプリキュアがすげーよいのが印象的だったので触れておきます。珊瑚と言うキャラは「少女らしいかわいいものが好きである」「しかし一方で、より強い『自分の好き』が存在し、それはテンプレートに収まらないファッション上の個性となっている」「また人格面での自己主張の強いタイプではないのだが、それと自己主張を持つファッションが好きと言うのは矛盾しないと言う人物」などかなりパンチの効いた性格をしているんですよね。その人物がモデルと言う夢より、より自分の人格にあった「好きの主張」を見つけるという話が丁寧な筋でできていて、率直に「現代の話だ」と思いました。一番現代的なのは「極端な表現を必要とせず、このくらい掘ったキャラを表現できている」事だと思います。

そして先週から困惑していた「盆と正月が一緒に来たような」ボンワルドとショウガツワルドの同時登場、まさか「実は俺達の能力は一体ずつしか発揮できない事がわかったので、ショウガツワルドは来週になります!」って言われてショウガツワルドの出番が終わるとは思ってなかった……、そこから死者蘇生洗脳人格乗っ取り組成された死者は親しい人間を殺めようとする展開をステイシーくんに叩きつけ、「僕は同じことをやっている」と言わせるの曇らせすぎじゃない?! スタッフ正気? 大丈夫? ステイシーくん大好き。
ステイシーくん、あまりにも悪役に向いていないと言うか、そもそも「敵であり、能力原は悪であるにも関わらず、実際に悪い事は軍事行動としての戦闘以外しかしていない……いや、軍人が軍事行動取るのは別に悪ではないな……あれ、悪役ではないのではないか」と言う独自のポジションに生きる人物。

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