2021/12/26

雪/1015hPa/体調:寒すぎて無理

朝から雪掻き2回したらあまりにも雪が多くて、かなりうんざり。
と言うか単純に運動量としてきつくて、そろそろ体がしんどくなってきました。

キングスマン・ファーストエージェント

ちょっと年末で人も多いだろうし悩んだのですが、どうしても見たかったので。
「キングスマン」と言う組織が存在する前、結成までのエピソードと言う触れ込みの作品です。そこしか把握せずに見たのですが「第1次世界大戦を控えたイギリス」を舞台にしており、いわゆる「セルビア事件」から始まる一連の出来事の背後には『羊飼い』と呼ばれる謎の存在がいる。それを追うオックスフォード卿が主人公、そしてのちの「初代アーサー」となる人物と言う物語です。
史実からの登場人物がかなり多いです。でもWW1前後のヨーロッパ情勢を把握していないと見られないということはないと思います。知っていると「この後なにが起きて、誰がひどい目にあうのか」を把握できるっていうだけですね。ストーリーは史実をなぞる、世界大戦の渦中へと「悪化していく」のは避けられないのです。
おそらく世間的な評価の中に「キングスマンらしい弾け方がとくに中盤はないのではないか」と言うのはあると思います。ものすごく真面目に大真面目にWW1に向き合っていますからね! 『1917』じゃないんだぞ、そこまでやるんか?! ラスプーチンが暴れた段階でリアリティレベルは下限まで下がっているからそんなにやらなくてもよくない?! と言う気持ちになるシーンは確かにありましたね。でもそれらは、この物語の血肉としてものすごく重要すぎて、たしかに切り離せないんですよ。らしくないところも含めて『キングスマン・ファーストエージェント』って映画だと思うし、僕はこの作品かなり好きですね。
あと異常なまでにアグレッシブな動きをするラスプーチンのために見に行っていいし、それで損をしない映画です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました