HHKBを買ったあとに「よく使うキーだけ無刻印にしていない」「その基準が自分の誕生日」な人、たぶん自分の誕生日をパスワードに使っていてそれが原因でバレそうと言う気持ちをどうしても抑えきれない。
母に「昔お父さんが羽を逆につけてしまった扇風機があって、今年それを台所で使いたいので直してくれないか」と頼まれたのだけど、正直なにを言っているのかわからなくて困惑する。扇風機の羽を逆? 逆に風が出るのシュールすぎるし、そうはできないように作られているでしょ?
そしたらこういう卓上とかに置くタイプだったので「なるほど? そういう事も、ある?」と思ったんですけどいやいやいや、ないでしょ。構造的に羽を逆にはめることはできないでしょ?
調べたらモーターが逆回転してました。なんで?????
どうも「分解して綺麗にする」と言って本当にモーターを外したりするくらい分解して、その後組み立てを間違えたっぽい。そんな事ある? どうして?
ちょっと悩んだんですが(直して直せないことはなさそうではあったので)やめて捨てることにしました。と言うのも、回転する系の機械で、なにか無理やり逆回転させていた機械は、それが原因で壊れたりするからですね……。
読んだ、観た。
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』11話。
「密室で養殖される魚」と「地球で養殖された子供」を重ね合わせてくるの悪趣味でいいですね。さらに敵兵もそれに合わせてくる。そしてチームの中でも、あまりものを考えないタマキにスポットを当てて作劇してくるのも、趣味が悪い作り手ならではの味がある。軍事ロボットアニメはこういうところがいいよね……。
終わりに「タマキは利用されているだけではなく、クルーに愛されている」のをきっちり強調してくるのがバランスいい。
『サボり上手な動物たち 海の中から新発見!』
海洋生物の生態学者さんによる、バイオロギングと言う手法で見えてきた動物の活動の話。
バイオロギングは要するに「動物にジャイロをつけさせてもらって、加速度や位置情報をちゃんと記録したら、彼らがどのくらいの速度で移動するか距離はどうなのかとかわかるよね」と言う研究方法です。これの走りは海洋生物の研究なんですね。肉眼では観察できないから、ペンギンやアザラシ、イルカあたりの行動ログを獲得しよう。と言う。
そういう研究の触りが書いてある本です。
前にもここにの周りの話を書いた記憶があるんですけど、海洋生物の平均的な移動速度はだいたい秒速2メートルしかないらしい、なぜならその速度で移動するのが一番エネルギーの効率がいいから。と言うのはこの本でも触れられてます。で、効率を重視するのを「サボり上手」って表現してるんですね。
知らなかったところでは、イルカなどエコーロケーションする動物のサボりでして、「そもそも彼らはずっと音波を発しているわけではない」あたり。なんでかって、目なら受動側でしかないのでずっとオンにしててもそんな疲れないんですけど、エコーロケーションだとまず自分で音を発するのにエネルギーを使うわけです。だから「常時オンにしていると疲れる」「障害物が絶対にないような場所ではサボったりする」「群れの仲間と交代交代でやったり工夫してる」と言う。考えてみれば当然なんですけど、考えた事がなかったですね。
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