2022/07/03

曇り/1010hPa/体調:そこそこ

ひどく疲れているというわけでもなくて、暑くて消耗した割にはかなりちゃんと生活出来ていたと、夜になって思う。

ドンブラがかなり衝撃的に面白かったです。「タロウの格の強さもまたタロウの魅力なので、オトモたちはそれ故にタロウを傷つけまいとする」と言うの、ドンブラならではの味わいになっている。

キュアも印象良くて、ブラペが戦う事でプリキュアという作品の軸がぶれるかなと思ったら、「だからこそ、彼女たちは自分で望んでプリキュアと言う立場を自分で選択している」のが強調されるエピソードを追加戦士を使って見せてきて、テーマが強調されたと思う。

読んだ、観た。

『コードネームUNCLE』

コードネームU.N.C.L.E.

全体的に良く出来た映画で、なんとなくあったガイ・リッチー監督への苦手意識がだいぶ遠のいた感じがあります。

「アメリカの凄腕プレイボーイCIAスパイ」「ソ連の超人的肉体を誇るKGBスパイ」がナチスの驚異核爆弾のために手を組むと言う筋書きで想定される要素を一通りやっておいて、演出を徹底的にやっている。パンチの効いた美味しい作品でした。

「東西が対立してる世界観でなんかスパイが目的のために手を組む話」で期待される要素が片っ端からあるし「疑似家族関係に近いチームが生まれる話」なので、実質SPY×FAMILYと言えないこともない。と言うよりは「由来とするもの」がこの映画とSPY×FAMILYで同じであるってことなんでしょうけど。

プレイボーイ描写がうざすぎない、マッチョがマッチョすぎないバランスもよく出来ている。大爆笑のミッドポイントシーン以降の仲良しマシマシバディっぷりかなり好きで、「素直に続編がみたい」と思えた。

歌野晶午『ハッピーエンドにさよならを』

イヤミスの短編集。読者をイヤな気持ちにさせてやろうミステリ短編ばかりとなっているので『ハッピーエンドにさよならを』です。

いいところは全部面白かった事で、悪いところは全部イヤミスってところですね。イヤミスが好きならお勧め。僕はなんのかんの、一気に2日位で読み切れたので、イヤミスもけっこう好きなのだなと思った。

読んでいて「今、登場人物の気持ちが切り替わってしまうスイッチが入った」と感じる行がいくつかあるんですよ。これがかなりわかりやすい、作者の意図が明確である小説で、僕が「面白い」と感じたのはそのあたりが大きそう。

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