2022/07/07

晴れのち雨/1010hPa/体調:ちょっと早朝覚醒傾向

カフェ・ド・クリエ3レベルチョコミント。

生配信聞いてたら、水樹奈々、「COVID19パンデミックで明確な共通の敵がいる前提としての楽曲を集めたアルバム制作というものを行っていいと思って、つけたタイトルがDELIGHTED REVIVER」と言う話をしていて「この状況を創作におけるイメージリソースにしている人はたくさんいると思うけど、アニソンシンガー以外からはまず聞かない発想だ」となってかなり真剣にビビる。普通は楽曲を作る上で「仮想敵を儲けてそれとバトルする」は考慮しなくないですか。

水樹 実はジャケットに映っている私は、元気のない星にエネルギーを与えるために異世界からやってきたヒーローのイメージで撮影していて(笑)。イントロにラジオ風の音声や私の歌声を逆再生したボイスを入れているのは、様々なニュースが飛び交うなか、もう一度日常を取り戻したいという決意が芽生える様子を表現しています。

https://www.lisani.jp/0000204950/?show_more=1

こういう話をする時の水樹奈々大好き。

映画ゆるキャン△

かなり独特な映画だったりします。連載中の作品の高校生たちの未来にあたるであろう社会人としての生活を描いている作品と言うのは、あまりないと思う。

前提として描いておくんですが、これはゆるキャン△なんでとくに自然の背景美術とご飯は1000万点です。これらは全部よかった。

冒頭で志摩リンの髪型の変化を描写しているところで「これは……遊び心の象徴だった長髪を切り落として、普通に社会人してますみたいな……暗示?!」となってわりと怯えました。大人になってしまった話を味わいたくない……労働は……悪!!!! と言うのは見終わった今も……まあ、あるよ! それ以上に映画としてよかったので受け入れてるけど。

最初に大垣とリンが2人だけで飲むシーンで「直接顔を合わせるのって何年ぶりだっけ?」「3年ぶり」と会話し、それでも大垣がリンに対して全面的な信頼を持っているための話の続け方をして、そこでだいぶホッとしたんですよ。

「終わらない放課後」ではなく「放課後は終わってしまったが、だからといって放課後はなかったことにはならない、そして友人はいなくならない」があると思うんですよね。その象徴がいつまでも続くメッセージアプリ、SNSの存在である。近代でないと描けない。そしてそういう人間関係においては(これは昔から言われている事ではありますが)3年間顔をあわせなかったと言うのは、友人関係における障害にはならない。

『変化』ももちろん描かれていて、「大垣が他人を頼る方法を知っている人間」となった場合には、遠慮なく友人を頼り、その適性を考慮して役目を割り振れるみたいなところに現れる。ガントチャートを作って作業を管理する能力は大垣にはないので、それは葵に任せる。そうなると高校生時代の大垣の欠点である「計画を他人とシェアしなくて、スケジュール管理が出来なかった」みたいなトラブルは起きなくなる。あとなでしこはとにかくさらに体力が向上し、もはや人間の体力とは思えない。どうなってるんだ。

終わっての感想が「志摩リン……100歳になっても健康寿命に気をつけてキャンプしてね……」で、この感情は他人と共有したい。そういう信頼はある作品だった。

演技で印象的に残っているのはなでしこと綾乃。この2人の「ちょっとだけ歳を重ねた声になっている声」最高によくなかったですか?

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