2022/08/21

晴れ/1008hPa/体調:そんなよくない

工夫しても体調がやや低いところにあるの、やっぱそもそも夏がダメなんだなと言う気になっていく。壊せ太陽を壊せ

今朝のドンブラ、圧倒的なコンプライアンスでビビる。誰も無職を無職とは責め立てないし、雉野さんの窮状も責めない、タロウの勘違いも責めない、ジロウだって労働はしないけど加勢しほめられる、犬塚さんも労働していい、美しいドンブラザーズ。キャラ立てが抜群にうまいからこそ「なかよし」で許される展開。

観た。

『映画モンスターハンター』

おい、大団長、なんだそのスラアクで斧モード抜刀棒立ちから出せて開幕リオレウスから怯みをとれる新モーションなんだ、使わせてくれ!!!!!!!!

失礼しました。

ゲーマー視点からすると「すごく頑張って映像化したなあ」と言う場面も多くて嬉しい一方、「モンハンにこの要素いらなくない?」と言う場面がノイズになるのはまあ仕方ないなと思います。ぱっと見のビジュアルがだいぶモンハンなのはかなり頑張ってたと思う。モンスターの見た目に関しては文句ないですもんね。

一方で蟲のいない操虫棍、変型しないスラッシュアックス、盾のない片手剣なんかは不遇、でもそもそも再現するのが大変すぎるチャージアックスやガンランスが出てこないので「モンスターへの予算は潤沢だったが、他に予算はあんまりでなかったのではないか」と言う気がします。

話としては異世界にワープした現代軍人ミラ・ジョヴォヴィッチがハンタートニー・ジャーと殴り合って和解し、その後現地の協力を得て現代アメリカに帰還するというやつです。この物語構造を取っているのはたぶん、アメリカと言う国では「主人公が現代アメリカ人である映画」が求められる風潮があるんではないかなみたいに感じますね。日本でもなんだかんだ「主人公が現代日本人である異世界転生もの」がブームになっているわけですし、人口に膾炙する作品を作る上では普通の翻案という気がしてきている。

ただモンハンというゲームの世界観に来てほしいアメリカ人、あんまり現役軍人じゃないんですよね。どっちかというと「ゴリラと手話で会話できる元特殊部隊の生態学者で顔はドゥエイン・ジョンソン」みたいなキャラクターの方がゲーム性に対して適切だと思う。モンハンと言うゲームを理解するのに必要な知識は、ファンタジー知識や軍事知識よりも、普通の動物の生態知識だったりするんで。その視点があるキャラを放り込めれば「ネルスキュラが産卵した場合」とか「ディアボロスは繁殖期に凶暴になる性質がある」とか作中のそれを理解して戦ったりできて、話の幅が出たと思う。

総合的に見て「『バイオハザード』の第一作映画くらいに見れる」くらいの映画に良くも悪くも落ち着いているので、面白くないって事はなかったですよ!

ところであのリオレウス、突撃モーションがなかったし、行動範囲を狭めてくるタイプのブレスもないんで倒しやすそう。

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