2023/07/05

雨/1001hPa/体調:そこそこ

明日外出するので多めにコンテンツを消化しようと思って、『スキップとローファー』を全部見ました。満足度が高く、今年見たアニメで誰かに一作品勧めるなら正直これ一択に近いですね……。

fedibird.comにアカウントを確保しておきたい気持ちがあるんですが、誰か招待できる人おるでしょうか……?

観た。

『スキップとローファー』10話

スキップとローファー

ようやく描かれた「みつみが主要なキャラクター以外からちょっとうざいと思われてる場面」。それを志摩くんがお芝居で……と言うの、めっちゃテーマ性があって良いシーンだった。やっぱりこの作品テーマを素直に映像にしてくれるのいいな。

しかしやる気のある学校行事の熱意、やってることが「業務か?」みたいなレベルになるんだから、個人で頑張るにはリソースの限界があるんでしょうね。僕にはわからない世界だ。そんな高校生活しなかったので(今思うと、このあたりを体験させることが学校行事の目的であるとするなら、もっときっちり大人・社会・管理職の側からうまく仕事を割り振るべきって気がするな……)。

『スキップとローファー』11話

スキップとローファー

志摩くんだけ動きが明確に差別化されていて、それは声の演技の話ではなく、明確に視線や動きでの演技の誘導が存在するのね。これ志摩くんはそんなにきっちりやっているつもりはないみたいな動きなんだろうけど……いや、プロの役者がコントロールできないわけがないから、「意図的に高校生の素人が頑張ったラインっぽさ」を演じている構造なのかな。そのくらい空気読んでやっちゃうよね、志摩くん。

距離感の変化は色々描かれているけど、みかちゃんとみつみの関係、ゆづきとまこっちゃんの関係はやっぱ好きになっちゃいますよね。この距離は別に本音で語り合ったわけでもない、喧嘩して仲直りしてとかでもない。

『スキップとローファー』12話

スキップとローファー

志摩くんの独白が胸にきてすっかり見入ってしまった。学校楽しくてよかったね。志摩くんへの信頼、クリスくんからの信頼、すごい重たくて「わ……好き……」ってなっちゃった。志摩くんの子供みたいな顔、いや子供の顔なんだよな……を見ると嬉しくなる。コアリクイの威嚇のシーンがしみじみ好き。穏やかな夕日の中、「キラキラ」と言うオノマトペが響くようにして、終わる。

なんか無茶苦茶良いアニメだったな……。最初から感じた好きを全然踏みにじらずに進めてくれる、ライブ感は全然ない丁寧な演出、とにかく「期待通りのことをやり続けて名作」と言う感じの名作でした。めっちゃ胸に残っちゃったな……。まったく嘘なく評価して、今年見た今年のアニメのベスト作品じゃないですか?

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