2019/08/07

ところにより曇り/1010hPa/体調:よい

最近痛感していることだ……。2019年には2019年の物語が必要なんだよね。わかるよ。原作つきアニメとかはたいていちょっと古い物語を整理していることが多くて、ここのライブ感にかけることが多い。実は今観ている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はそこだけ弱い。

『アステリズムに花束を』は2019年のSFが集まった本だったし、『天気の子』の結論は2019年からのゼロ年代へのラブレターだったし、『五位鷺の姫君』は2019年の価値観を信頼している話だったし、『アベンジャーズエンド・ゲーム』よりは『ファー・フロム・ホーム』の方が時代を持って生まれたエピソードであると感じたし。
こういう感覚はアップデートを自分でかけない限りは、更新されないものなので、意識的に更新していきたい。

観た。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』5話。京アニ水面の表現すっげえなあ。話の時間軸が数ヶ月進んだのかな。少し挨拶のときとかには人間らしい演技をするディレクションになってるかな? 気のせいかな。ヴァイオレットがまるで人間みたいな文章を書いている。ここで愛しているが来ないとかわかってる。あと犬。犬のぬいぐるみ重要ですよね。ここまでドールがいかなる存在か描いたあとにこの話をやるの、センスがよい。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』6話。学校メンバーここで出てくるんだ。写本家の概念ちょっと面白いな。手書きの概念が崩壊しつつあるわけだ。これ図面どうするんだろう? ツンデレ男子だいいぞ。一話ぶりの軍人ムーブ楽しい。作画の力と語りの力で殴ってくる。

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