2020/03/08

快晴/1020hPa/体調:よい

なんか最近自分の部屋でデスクワークがうまく行かなくて悩んでいるんですよね。どうも集中力の働き方にむらがある。デスクワーク出来ないと、僕にとって重要な娯楽の一つであるTRPGのキャラメイクがはかどらない! 辛い!

蘇の作り方がたくさんRTされてくるんですけど、蘇は製法の記述がしっかりしているものが存在しないし、今となっては当時の牛乳が手に入るはずもなく、「たぶん蘇はこう言うものだったと考えられているヤツ」のレシピなんですね。そんなに蘇について興味があるわけでもなく、さすがに知らなかったや。今流通しているレシピだと「牛乳のタンパク質をかためた感じ」に仕上がるだけなんで日持ちはしないわけなんですけど、文献に描かれている蘇は日持ちするわけで、たぶんそうなるために添加していたものもあるはずとか。調べるとこう言う話がたくさん出てくるから、歴史も面白いなあ。

そして牛乳1リットルを煮詰めるだけで1~2時間かかるため「蘇より簡単なお菓子のレシピです!」もたくさんRTされてくるんですよね。なるほど、こうやって「作るコストが高い」と言う理由でだんだん作られなくなって、製法が失伝したんだなと理解できるんですよね。だいぶ面白いものを見ている。

読んだ、観た。

武田綾乃『響け!ユーフォニアム 波乱の第二楽章 上』お、お前久美子お前、ここまで自分の事についてだけ評価のレベルが低いのなんで? そのわりに感情と理屈が両方しっかりしている。冷静だけど情熱的なんですよね。冷静に考える能力と、情熱的な性格は両立するもんなあ。それでいて(考えていることを全部喋らなければ)人当たりがよくて普通の人間に見えるというの、立派な異能ですよね。他人を深く愛している割に自分の懐にはあんま入れないところもあるんですよね(秀一……)。奏がどういうキャラかというのは読んでいてかなり早くわかってるんだけど、その壁を突破できない様子が武田綾乃さんの筆致で語られるの、「ウッ」とくる。それがずっと続く。それが楽しいと言うけっこうレアな読書体験です。スポ根によくある展開ではあるんですけど、僕の場合、スポ根を小説で読むこと事態あんまりないんですけどねー。下はどうなってしまうんだろう。

『仮面ライダーゼロワン』26話。お仕事5番勝負なのに面白いじゃないですか! ZAIAスペック、主にサーモグラフィーとしての活躍なんですけど、煙とかもAR表示してて「これ、役に立つ道具なんだな」というのはアピール出来ていたかなと思います。人間の能力を拡大拡張する道具というよりは、ARゴーグルみたいな機能だけど……。ヒューマギアと人間のコンビプレーとか見たくなる流れなのよかったですね。不破さん周りも猫写が厚い。1000%社長は今回ただテレビの前でテロ行為した人になってて、これはいくらなんでもおかしい(たぶん子供たちも違和感感じるよね?)。戦闘シーンでの強さをアピールする展開もなかったのが気になるんですよね。流れが変わりそうな気配があります。これでもし彼がヒューマギアみたいな展開があったら、人類もヒューマギアも全部滅ぼしたほうがいいのではルート生じそうだなあ。……とか思ってたら公式サイトに「フェアな勝負を心掛けていたはずの垓が」と言うテキストがあったとのことで、さすがに笑ってしまった。言いたいことはわかります! 確かに今日の1000%社長は露骨におかしかった。でもそもそも全然フェアじゃなかったよ!!!!!!!

キラメイジャー1話は好印象で、子供向け番組としては100点近いんじゃないですかね。社会人キャラクターの配置、女性がドクターとアスリート、男性が俳優とeスポーツ選手と言う配置、「性別からイメージされがちな職業から外していこう」と言う意図を感じますね。ちょっと前までなら「片方はアイドル女優にしよう、需要が強いです」みたいになってるよね。それでも「美人すぎるスーパードクター」みたいなキャッチフレーズを使ってるのも「女性をルックスで評価するみたいな事は2020年なんだしやめようぜ!」と言う展開を入れる布石なんでしょうね。そういう意図がなくてこのフレーズを使わないだろうくらいには、スーパー戦隊シリーズ作ってる人たちには信頼があるよ(仮面ライダーだと正直このあたりはだいぶ怪しいと言う認識があります)。「女医」って言葉はたぶん今後も使わないだろうし。

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