2019/04/13

曇り/1022hPa/体調:よくわかんない

早起きは出来たが不安は大きく、これは気候によるものというよりは環境によると思うのでつまりよくわからない。
仕方ないのでひたすら読んだり観たり。

読んだ、観た。

伊坂幸太郎『夜の森のクーパー』久しぶりに「こういう感じの伊坂さん作品」を読んだ気がする。とてもヘンテコで面白かった。猫SFが好きな人は読んでいいのではないでしょうか。人語を解する猫たちと人間の住むある国でおきた事件について、猫のトムの視点で語られていく。聞き手として人間も出てくるけれどもほとんどの視点はトム。
全体的に軽快でストレスのなさが魅力的です。それでいて意図を持って書かれた文章であるのがよくわかる。こういうところが伊坂さんの武器だなあと痛感しました。あれだけたくさん書いておいて、ほとんど無駄なこと書かないですよね。

『P5A』11話。金城編。ほんとうにP5の悪役はクズだなあ。真の覚醒まわりはどうにも苦手で(共感が強くて淀んでしまう)、あまりスッキリとは観られなかった。このパートはとっとと観てしまったほうがいい気するけど食指が動かなかった。まあそういうこともある。

『SSSS.GRIDMAN』1話。不穏の夏。いいですね。散りばめられた伏線やテクスチャ。王道的な展開の入り方に、覚えておくといい登場人物はきっちり出番がある組み立て方もいい感じ。重要人物はもう覚えられたので安心して観られそう。

『SSSS.GRIDMAN』2話。よしよしよしよし。こういう露骨に不穏な空気が漂う作品好きなんですよ! アカネちゃん噂以上にヤバいし、六花はまともゆえに悲壮感が際立つ感じですね。今の所とくに興味を惹かれるキャラ立ては六花ですね。善良で(しかし善良すぎず)少しでもやりとりしてしまった相手は友達の側に割り振ってしまう。悪意を持ってひとに接している描写がみえない。

『SSSS.GRIDMAN』3話。優先して掘り下げられる六花の人格と裕太との関係性。作中の優先順位がかなり高いんだろうなあ。アカネちゃんもアンチの関係の描写だけでどんな子なのかわかりやすいというのはいいですね。根本的に「善良で明るい人間」のことは嫌いになれないし、こうして作品を観ていても好きになりやすいんですよね。メッセージアプリではなく、電話、直接話す連絡と言うのが印象的。

『SSSS.GRIDMAN』4話。前エピソードで六花を掘り下げたの効いてますね。一方でアカネちゃんの殺意がどんどんはっきりしてくる。このエピソードはもはや「死んでも死ななくてもいい」と言う形ではないし、アンチを本来の目的以外に使おうとする、目的に最適化した怪獣を作る、実際に3人まではそれで成功している。スマホの画面などの小道具も抜群に効いている。

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