2022/09/08

晴れ/1016hPa/体調:そこそこ

そろそろ『力の指輪』も視聴始めたり、生命活動を取り戻す努力してます。

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EPOMAKER
EPOMAKER EP84

とにかくデザインがいいキーボードで、ほとんど一目惚れでちょっと前に購入しておりまして、届いたのが8/31。以来けっこう愛用していたのでレビューしてみたいと思います。

「キーボードに1万円出せないがいいものはほしい」「有線だけでいい」「ゲームに使えそうなキーボードがほしいが、いかにもゲーミングというデザインが好きではない」「テンキーを使わないが流行りの60%キーボードはさすがに不便に感じる」と言う層にはかなり向いているキーボードだと思います。

レイアウトと光る話。

レイアウトは87%、テンキーはなくて他に必要そうなキーは全部つめこんだ形です。軸は普段使っているHHKBがクリック感のない柔らかなキーボードなので、スイッチの感触がある方が面白いだろうと思って音は静かだがクリック感の残る茶軸を選択肢しました。ホットスワップ対応なので、もしかするとそのうちキースイッチを替えてみた話をするかもしれません。

キーキャップも本体もおそらくは中国のakkoのものだと思います。落ち着いた上品なデザインで、フォントや細部の記号に遊び心がある。かわいい系でゲーミングキーボードには見えませんが

この通り、とてもビカビカ光ります。

実際に目にするとかなり明るい。たぶん実物みたら「写真の印象よりさらに光ってる」でみんな爆笑すると思う。しかもLEDの発光は豊富なプリセットが用意されており、公式ソフトウェアでより細かい調整が可能です。もちろんオフにすることもできるのでご安心を。

でも光らせてみてわかったんですが、ゲーミングキーボードが光るところには正直今まで興味なかったんですけど、このキーボードのデザインで光ってると(とくに白色に設定したりすると)オシャレ感がけっこうあったので「LED光るのってアリだったんだな……」と思い始めました。でも別に光らなくても全然困らない。

作ってるメーカーの話。

販売元はEPOMAKERなんですが、前述通りたぶん作っているのは中国のキーボードメーカーakkoじゃないかしら(EPOMAKERのサイトにはakko製品の通販ページがそもそも存在するしね)。これは今中国ですごく人気の出ているキーボードメーカーで、品質もいいし、集英社に許可とって鬼滅の刃メカニカルキーボード作ったり、サンリオに許可とってシナモロールメカニカルキーボード作ったりしてるメーカーですね。

こういうのも出してる。日本ではなく日本のカルチャーが好きな外国人に対して商売している印象があります。
ちゃんとシンプルなのも作ってるよ。ちゃんと工業力があってフットワークの軽いメーカーで、独自の軸も作っててそれも自作キーボードで評判いいですね。

キーキャップの話。

最初からついているキーキャップはキーキャップの中でもXDAプロファイルと呼ばれる種類の形状です。これは簡単にいえば全部のキーが同じ高さになる設計です。したがってこのまま使うとノートパソコンみたいな「平たいキーボードの使用感」があります。ちょっと前くらいから「平たいキーボードがほしいな」と思っていたので、購入理由にはそれも含まれていたりします。

そしてCherryMX軸なので、当然キーキャップを外して交換可能です。交換できるものはAmazonに普通に売ってます(AliExpressなんかにも大量にあるんですが、円安の影響もあるんで沼にハマる気がない人はAliExpressで買わなくていいと思う)

XDAプロファイルのキーキャップだと

アイスクリームキーキャップセット

あと同じメーカーが制作しているキーキャップだと

カワウソキーキャップセット

とか。どれもめちゃくちゃかわいいのでネットで調べると沼ってる人がたくさんいる。

PBTキーキャップ

これに交換するとキーキャップが透明になるためLEDがますますビカビカに光ってみえるとかになるわけですね。好みで一部分とか交換してもいいわけです。

キーボードとしての使用感。

本体はプラスチックで、そのため机に直においてタイプするとややキーキャップの反響音がします。打鍵音自体は「コトン」を言う小さな音がします、青軸のカチッと言う音とは結構違う。なんとなく知育玩具をいじっているような気持ちになる音です。キーを押すと光る設定も玩具的。ゲーミングキーボードは「快適に文字を撃てるライダーベルト」だと思えばいいんだなみたいな気づきを得ました。

(HHKBと押下圧はほぼ同じなのですが)個人的にはけっこう押し込んだあと、反動を強めに感じます。文字を打つ道具としてはこれが少ない方が良い気もして、使ったことのある赤軸の方が軽くてよかったかもとは思いました(でも茶軸の玩具感は楽しい)。

僕はチルトを使わない人なのですが、チルトは1段階のみです。それとキーボード自体がけっこう厚みがあるので、パームレストがある方が楽だと思います。

87%キーボードなので「必要になるキーは全部揃っている」ので、不便なところはとくにないです。LEDを制御できるソフトにマクロ機能やキーマップ機能もありますから「Capsキーをどうせ使わないのでCtrlキーとして運用する」みたいな事も簡単に出来ますしやってます。そういう意味でも扱いやすいと思います。

お買い得なんですか?

今どき性能面でみると他にも同じくらいにいい出来のキーボードはたくさんあるにはあるので、他と比較してこのキーボードを選ぶ理由としては「比較的安価で、日本のAmazonから買って9000円しない」がかなり大きいですね。ただこれより安いメーカーになると途端に見た目がダサくなる傾向があるので「見た目がおしゃれである」のも大きいです。これより安いと「ゲーミング!! 黒、なんかロゴ!!! 光そうだけどこのキーボードよりもむしろ光らない!!!!」ってのが多はず。

「ホットスワップなのでキースイッチも交換できる、キーキャップももちろん交換できるので、いっそ自分好みのキーボードを作るための土台として使える」ので自作は面倒くさいけどキーボードを色々いじってみたいん人向けでもありますね。

最初に言った通り「有線でよくて、1万円くらいの予算でメカニカルキーボードを使ったみたい人」にはかなりおすすめできる商品だと思います。素直に買ってよかった。

あと無線がいいなら同じメーカーから無線モデルもけっこう出ているのでそっちが視野にはいるかなーとは思います。実はこのモデルの直系のアップグレードが出てるんですけど、一般的な軸じゃないしだいぶ値段が上がってるんですよね。

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EPOMAKER EP84

なので「値段的に手を出しやすい」のなら僕のと同じバージョンになると思う。

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