2019/12/26

曇り/1010hPa/体調:体を縦に出来た

僕の「例えば自室とかで換気もせずにずっとタバコを吸っているとか、トイレみたいな狭い場所でタバコ吸った直後だとか、そういう人の近くに座ると自動的にくしゃみと鼻水が止まらなくなる体質(たぶん軽度のタバコアレルギー)」、僕の自覚では社会人になってからのものだったんですが、遡って中学生くらいから適用すると「ん……? あの日の朝、僕がひどいくしゃみで苦しんだのはもしかして?」「あの日たまたまお腹が痛くて駆け込んだ学校のトイレで鼻水がひどくて苦しんだのはもしかして?」みたいな心当たりがたくさん出てくる事に気がついてしまった。

だとすればあの時あいつが突然慌てて僕をその場から追い出したりしたのは、あるいは、ひょっとして。いや絶対そうだよな……みたいな記憶の蓋が開いてしまった。気がつかなければよかった。

人生は虚無です。

極端に臭いヘビースモーカーは、僕にとってはくしゃみと鼻水と涙を止まらなくさせると言う意味では、杉の木みたいなものです。
いや別に君が悪いわけじゃないよ。僕の体質の問題だから。だから咎めない。だがしかし、いなくなってほしい的な意味で。

杉の木と違って時には実際に排除されることがあるのが特徴です。

読んだ。

森薫『乙嫁語り』12巻。最初のヒマな話が刺さった。遠い場所の日常の営みというのはそれだけで魅力的な光景に見えるもの。今回は比較的静かな内容のエピソードが集まった感じでしたので、この作品で描かれる時代や土地の背景について考える時間が読んでいて長いですね。それに森薫の描くイギリスを久しぶりに見られたのも嬉しい。スミスさんの旅は折返しということで、これからもまだいろいろな空気を楽しむことができそう。まだ脳が動ききってない状態で読んでしまったから、あと10回くらい読んで細かいところを楽しもう。

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