2020/09/27

雨/1010hPa/体調:よいめ

昨日の夜「あ! 疲れすぎていて不眠になっている! すでに病院でその兆候を感じていたけど、家の中や外の小さな物音が全部聞こえてくるみたいな感覚。時計の針の音がいくつか聞こえるみたいな状態。無理」ってなって4時位まで眠れなかったですね。

今日は友人とCoC7版を遊んできました。ちょっとだけソーシャルディスタンスな距離でTRPGするの、声が大きくないと辛いかもですね。まっとうな探索物で戦闘もあり。7版のルールのわかりやすさもあって遊びやすいいいシナリオでした。7版、すべての能力値が%表記の他、成功の度合いを整理してあるのが大きいですね。プレイしていて思考が止まりそうなところが少なく、プレイヤーが遊びやすくなったのはもちろん、KPが絶対に楽になっていると思いました。なんでこれからは、遊べるなら7版で遊ぶ方が良いと思いますね。その方がみんな遊びやすいと思った。

読んだ、観た。

『仮面ライダーセイバー』4話。「なにが起きているのかわからないけどうっすら面白い」みたいな方向性出てきましたね。話の大筋と言うか、メインになりそうなキャラの立ち位置提示はようやく出てきたのかな。キャラ立ちも一生懸命なのがわかるんだけど、整理が追いつかないのは仮面ライダーだと13話くらいまでは仕方がないところあるんですよね。具体的にはクリスマス商戦までにいろんな玩具を売るために、一気に色々出さないといけない都合が大きそう(しかしこれは作品を雑にやっていい理由にはならないんだよな)。ゼロワンの前半はそこの対応がよかったんですよね。一話完結に割り切って各キャラの見せ場があると言う構成で1クール。画面に3人以上いて喋ってることが多いのがわかりにくい理由の一つかもなあ、ソシャゲのイベントみたいな細切れ感があるように思えます。

キラメイがよすぎて、キラメイの良さをまとめた記事を書きたくなったんですが、それはそのうちかな。ちょっと今日は無理。

星海社小説アンソロジー『ステイホームの密室殺人』。好きな人が書いているので買いましたが、期待以上に面白かったです。ステイホーム状態で密室殺人が起きるというテーマの縛りが、有り体に言って「例えば西澤保彦さんの単テーマの短編集みたいに、特定の異常状態だけを寄りぬいたタイプの短編集、特殊環境ミステリにありそうなヤツ」っぽいですね。ステイホームが始まった直後「この状況を小説にすると言うのは、小説家の仕事であるような気持ちがある」と言う事を多くの作家さんが言っていましたし、「今までの書き方では不自然に思える場面は出現してしまう、クリエイタはそこの工夫をする必要が出てくる」と言う意見なんかもあったんですよね。これが太田さんのスピード感と噛み合ったのかなと言う気がしました。太田さんもTwitterでその手のツイート読んで企画を思いついたのかしら。
正直「全部良かった」で感想を終わらせたい気分もあるんですが、印象的だったのはまず渡辺浩弐「世界最大の密室」です。SF感度の高い作者の作風が状況と噛み合って、最高の味になっていると言っていいんじゃないかしら。これ読むために買っていいと思う。個人的に好きなのは北山猛邦「すべての別れを終えた人」人類の悪意のバランスが程よく、リアリティが胸を打ちます。膝を叩いたのは津田彷徨「不要不急の殺人」で、これは作者が内科医である知識を使った作品かつまさに「今を切り取った内容」なんで三年後くらいには同じ読書感を味わえないと思うんですよね。というわけでお勧め。

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