2020/10/25

曇り/1013hPa/体調:気圧が平均的な数値になったおかげか、回復傾向

外出した先でお店が混んでいたりして、帰宅後ゆっくりしていたら時間がなくなったので、番組感想とかだけです。

観た。

『仮面ライダーセイバー』8話。とくに意味のない客演なに?!(と思ったら鎧武の外伝が出るみたいですね)話のシュール感はすごかったんですが、エピソードとしては1話以来では一番まとまっていた気がします。エクスカリバーの力を引き出せずに戸惑う飛羽真。そのフォローに入った年長者である尾上さんが敵に破れ、その後「自分の持つ能力」である小説執筆を通して状況を整理、今持っている力、仲間の力で危機を乗り越えようと言う前向きな結論。ソードオブロゴスは基本的には仲良し集団なので、このあたりの作劇には納得力があってよかったですね。しかし絵としてはシュールな展開が続いて(キングオブアーサーが実はロボ、武器としてセイバーを振り回す、どういう事なの?!?!??!?!?!)戸惑うところも。
超大型武器を誰でも実は片手で持てるとか子供でもOKだったとか、受け取った原稿のことを忘れる編集者キャラとか(せっかく作家キャラが必ず締め切りを守るキャラなんですから、無駄に印象悪くしてほしくないんですよね)、みんな緊張の表情をしているシーンでとくに説明なく笑っている緑とか、不思議なところがたくさん。全体として脚本の接続が悪く、場面場面が浮いている印象が強いのがセイバーの悪い特徴なんですが、その結果演出意図がファンにもあんまり伝わっていないんですよね。結果として倫太郎のような「はっきりと善人とわかる、わかりやすいキャラ」ばかりがいい印象になりやすい状態なんじゃないかな。

ちょっと朝は面白くて、プリキュアライダー戦隊で全部「お父さんがひどい目に逢う展開」があったんですよね。
子供向け番組で父親と言うポジションがいっせいにと言うのは、まあ、そもそもネタが被りやすいところなのかもしれません。

符号の一致としては他にも「登場人物の数や配置」が三番組とも似通ってきたと言う気もします。とくにセイバーとキラメイジャーは「次回から変身して戦うヒーローが6人、サポートする仲間が2人(魔進は除く)、敵幹部3人」と言う数になるんじゃないかな、正確に確認はしてないけど。これはたぶん「30分番組で動かせる人数の上限値」くらいだと思うんですよね。この人数までならお当番回などを使って工夫すると「話が回る」んだなって。いろんなメディアででてくる主人公チームが4~6人で、対立するキャラを3~4人くらいまでに絞るのは収斂なんでしょうね。これ以上で話のバランスを保とうとすると、ハンターハンターの旅団編くらいの天才的なバランス感覚が必要になってしまうと思う(そしてそれは、天才でも毎週は出来ない)(成立してるワールドトリガーはやっぱちょっと異常だなと思います)

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