2020/12/26

曇り/1022hPa/体調:ちょっと悪い

午後からちょっと眠ってしまった。昨晩睡眠スコア悪めだったしなあ。

レイジングループ

なんとか3周目に突入した事をご報告しておきます。わりと今回は選択肢を選ぶ時あんまり軽い気分ではなくて、悩みながらやってます。2周目よりもさらに「ゲームや人間としてのセオリーは無視して、政治としてのセオリーを優先する」度合いがあがった感じがしてる。
露骨に「悪意を持って人を最悪の行為に誘導する」と言う事をしないといけないのは、けっこうフィクションでもストレスがかかるんですよね。
そういうところにストレスを感じるの、対人の対立型ゲームにはあんまり向かないのをはっきり自覚したので、ここ何年か対立型のゲームはわりと割けてるところあります。悪意で人が翻弄されるのを見るのはこんなに大好きなのになー! 自分の手を汚すのはストレス!

読んだ、観た。

山口悟『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』8巻。


今作好き。近隣国の会合がソレイユで行われ、カタリナは公爵令嬢そして第三王子ジオルドの婚約者として出席する事になる。と言う流れが発生し、久しぶりに職員と言うよりは公爵令嬢としてのカタリナの暴れっぷりが見られます。まずカタリナのためにマナー講座合宿から始まるところがはめふらだなー。まあジオルドはもちろん、アランとメアリも同じ様な立場なので出席するし、だいたいまるっとチーム全員が参加する話になってます。FL1メインキャラ勢揃いなのは嬉しい。

今回は攻略対象増えないのかなと思ったら、隣国の王子が登場しまして、これが好感度の高い人物でした。これはもしかしてFL3のための伏線なのか? それとも誰かのルートで活躍するキャラ、もしかしてスピンオフ作品での攻略対象だったりするのか? みたいになる。たぶんどれで登場するキャラなのかみたいな話は今後予知夢で語られるんだろうな。

カタリナの一貫した素直な人格はいつも通り魅力的。それに応対する他の人物も「いいやつだな」と言う気持ちが高まります。特に終盤、カタリナが周囲の人に感謝して一言お礼を言うだけのシーンが好き。たったそれだけの事なんですけど、たったそれだけの事を言葉に出せるのが、この作品の魅力の本質だからなあ。もっと「ありがとう」をちゃんと言える人間になりたいし、親しくて優しい友達に囲まれる生活を送りたい……。

カタリナやマリアに対してはっきりと害意をもった人物が現れた時に、彼らがどうしたのかはこれから(闇の魔力との直接的な対決にあたって)に強い影響が出てくるところですよね。ぶっちゃけ2巻の展開では「カタリナがラファエルをそれでも信じる」のに、全員が連れて行かれたけど今回もそうなるとは限らないわけで、そこが楽しみなんですよね。

『戦翼のシグルドリーヴァ』11話。


作中の演出の優先順位がめちゃくちゃで笑っちゃった。なんでその勇ましいBGMでの出撃シーンで、美少女が着替える場面描くのにそんなリソース使ってるの。今の話しの流れなら出撃場面の演出他にあるでしょ。作品の話のトーンがお色気アニメじゃないのに、突然こういうのをやってくるの、作り手はどう思ってるんだろう。その後の演説シーンが「勝つ気満々」で良かったからますます相対的に変なシーンになってる。
ついに「戦死者をエインヘリアルを」ってはっきり言い放つオーディン。その後の流れも花守ゆみりさんの演技力がなしている技っぽさはあるけど、いい流れ。空戦シーンでの動きもかなり好きな描写が出てきたな。これ、まだ温存されている北欧神話おもしろガジェットがむっちゃ多いので、そこで決戦感が薄れているところ、あるよなとか思います。これ、もしかして12話で終わりで、その中では思ったよりネタを詰めこめなかったところ、あるのかな。
館山隊がなにをするチームなのかよりも、「この世界の人間たちがどう生きたいのか」に比重をおいているのがこの作品の味になっているのはあるので決着にもそれが関わってくると思うんですけど、どう見せてくれるのかはわりと期待してます。僕は「人間の善意が人間を守る」のをはっきりとテーマにする作品はなんだかんだけっこう好きなんだよな。

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