2021/05/30

雨/1012hPa/体調:よい

良かったんですけど、これを書いていて「俺は今日一日、一体何を?」となってしまったので、みんなはダイナゼノンだけ見ましょう(ダイナゼノンもまだ結構よくわからないところが多く、手放しで絶賛できるか謎なんですけどね)

あとは急な鼻炎に襲われてけっこう難儀しました。どうも急に気温が下がりすぎたからかな。13℃とかしないので、普通にどこ行っても寒いんですよね。

観た。

『SSSS.DYNAZENON』8話。

カイゼルグリッドナイト登場回。前回の演出を今回回収していたり、きちんとした仕事をしている。

ちせのフラグ、ちせが怪獣にとりつかれるとか実は原初の女性はちせだとかそういう路線かなと思ってかなり警戒してしまっていたんですが、全然そんな事はなく追加メカ実装でしたね。というか完全にゴルドラン。
しかしそうなると、いよいよ世界創造の鍵は蓬に集約しそう。問題を抱えているとは言え、精神性がかなり健康な蓬にどう言うフックをしかけているのか、これがそもそもどういう世界で怪獣が出現しているのかなどはいまだ謎ってところなんですよね。

進展があったのは夢芽の捜査の方もなんですが、作り手の彼女を追い詰めようと言う強い意志が伺えるんですよね……。イメージ的には彼女関係のほうが世界の成立に関わっていそうなんですけどうーん、読みきれないなあ。
そろそろ蓬がいかなる人物なのかを蓬を語ることで説明するターンに入ってくれると思うので、話の進展にはかなり期待。

『仮面ライダーセイバー』37話。
なんだったんだ……なんだったんだ……?????? Xソードマンが光と闇の剣を使ったらマスターロゴスが消えた! 完! みたいな展開になっちゃったぞ。もうマスターロゴスがなにしても強さも威厳もないだろうにどうするんだ……? ここまできていまだ出番が謎のタッセル、あいつやっぱり存在が面倒だからなんとなくいない事にされただけだったりしないよな……?
なんで決闘するのかよくわからない決闘、どうして腹パンしたのかまったくわからなかった腹パン、今週の感想としては「この流れはおかしいぞって止める人だれかいなかったの!?」になってしまう。この間までの快調な作りはなんだったんだ? わりと素直に混乱してます。しかしセイバーの一番イヤな点になりつつあるのは、いよいよ「作り手たちは本にもファンタジーにも興味が別になさそう」って事なんですよね……う、うーーーーーーん。

地獄

日本での公開の権利がなくなり今日を最後に二度と日本から観る事ができなくなる2つのクソサメ映画を消化しました。供養です。

『デビルシャーク』


地上最悪のクソサメ映画と名高いデビルシャークが今日で公開終了ということで見ました。僕の感想としては「クソサメ映画ですらない」となります。おそらくは謎の幽霊ザメが湖に存在し(湖に幽霊ザメ……?)それによる被害が出ている、人間に取り付いて地上で他の人間を襲う。と言う流れなのはなんとなく想像できるのですが、それすら断定出来ないくらいにとにかくないもかもチグハグでなにもわかりません。サメよりもゲロを吐きかけてくる女性の方が1万倍怖いです。なお現代はエクソシスト・シャークっぽいんですけど、その要素は1ミリくらいしかないです。
どのシーンも等しく意味がなくなにもかも虚無、その時間ぼうっとしていた方がマシと言うレベルの映像がずっと流れている。僕は実際に見ている途中あんまりつまらなくて眠くなって仮眠したんですけれども、その間にみた夢の方がずっと面白かったです。つまりこれを観るくらいなら眠る方が良い睡眠はお勧めです。これが二度と日本では観られないと言う事は、人類にとって有益な事ですから喜びましょう。はっきり言ってもはや「クソサメ映画」と言う形容すらしたくないくらい。以上です。

『フランケンジョーズ』


かつてないレベルで劣悪な特撮と合成のインパクトに持っていかれがちですが(フランケンジョーズ本体がひどいのは当然として、建物とか炎とかも特撮てしたところはなにもかもヒドい)、話の筋は意外と成立している作品だったりします。
ナチスのマッド・サイエンティストが作り出した怪物ザメが現在のビーチで暴れまわると言う筋、明確な主役格の登場人物に事件解決のキーを握らせており、観客に物語を説明しようとする姿勢が伺えます。これはまったく誉めるところではない当たり前の事ですが、低予算映画はそこすら出来ていない事が頻繁ですので、クソサメ映画の中では立派な評価ポイントです。しかし話のピークの持っていきどころなどが根本的に間違っているので構成のチグハグさに圧倒されます。それでも『デビルシャーク』を観た後なので「すごいや! こんな安っぽい映像でも、話の筋書きがわかるようにする事は可能なんだ」と言う気持ちになれます。
三編におそらくフェイクのニーハイにメガネと言うファッションの主人公を用意したのは「地味なオタク女性が事件解決の鍵となる」みたいな要素を印象付けようとしたとか、そう言う作り手の意図がちゃんと文脈として存在する。まあこの人実際にはカラフルなタトゥーがくっきり入っていて狙いは台無しになっているんですけど……。
しかし本当にかつてないレベルで劣悪な特撮と合成(あとBGMもひどいよなにも心に残らない音楽って逆に難しいよ)なので、没入感が皆無。なにもかも安っぽく小道具のほとんどは100円均一でも入手できるかどうかと言うレベルの安っぽさでどこで揃えたのかを逆に聞いてみたい。なにもかも安っぽい映像のサンプル集としてはなかなかの迫力です。

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