2021/12/29

雪/1010hPa/体調:昨日よりだいぶマシ

Volumeyと言うWindows用のボリュームコントロールするツールを導入してみました。

特徴として「各アプリごとに、音量調整が可能」で「それにホットキーを割り当てることができる」のが強み。音声通話中に他のソフトウェアの音を下げたいとか、そういう需要と噛み合っているアプリだと思います。

今更砂漠で水を飲む動物たちを見続けるのにハマってしまいました。色んな動物が映るから飽きないし、動物たちは野生なんで「いない時はいない」って割り切りが出来るから環境音として最高かもしれない。

読んだ、観た。

北村薫『ヴェネツィア便り』


とにかく小説力が高い短編集。北村薫はストーリーメーカーでもあるんですが、ショートショート、見開き1枚くらいの分量での小説を書くだけでとことんうまいのを思い知る本。そのうえで個人の嗜好としては、北村薫はやや長い短~中編に見られる「思考と表現力」が好きだとも再認識。ストーリーと噛み合った文体をチョイス出来る作家ですので、作品のカラーが違うと「同じ作者であることは断定出来るが、作者が何者なのかはわからなくなる」んですよね……。その辺のスキルが存分に生きる『ヴェネツィア便り』、作劇があった『誕生日 アニヴェルセール』『岡本さん』『機知の戦い』あたりがとても面白かった。

『シャドーハウス』4話。


大胆なカットが行われた4話目。このあとそのままお披露目に続くとなると、現在の連載の流れをアニメ化するようなことがあったら、支障をきたすのではないかしら。一方でアニメ化にあたって話数が足りないカットしろとなると、アニメ化した段階では確かに「お影様」は全カットした方がまとまるのはわかるんですよね。
アニメとしての話では不満点はとくになく、25分のエピソードの中で全員のキャラ付けがかなり濃密に行われているんですよね。ラムがラミーと会話するのはかなりの重要シーンで、エミリコがそれを目撃するのもかなり意味がある(アニメ中でやるであろう展開の中でって意味ね)場面なので、そこはカットしないほうが良かっただろうとは思う。くらいが不満点か? とくにラムの震える声がとても良かった。

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