2022/01/28

曇り/1014hPa/体調:そこそこ

久しぶりにやることがTRPGのオンセくらいしか決まっていない週末だ! 雪降ってんぞ積もってんぞバカ!!!!

観た。

『Vivy』11話~13話。

11話 World’s End Modulation -西暦2161年4月11日-

12話 Refrain -私の使命-

面白くて最後まで見てしまった。100年の旅の終わり、ヴィヴィとマツモトは再び目覚めめぐり逢い、そして起きてしまったAIによる人類の虐殺を止めるために歌を歌う。腑に落ちないところはけっこうあって、しかし期待を越えた結末だったと言えると思います。
全体を通して、だいたいのネームドのAIが最高の登場人物であり、とくにアントニオの存在が自分に焼きついているのが面白いです。これ他の媒体だったらオフィーリアに持っていかれていた気がする。ヴィヴィとマツモトの関係性が6話以降とにかくよくて、このまま心に残ってほしいコンビになりましたね。バディものとしても最高では。
正直、ちょっと12話はあまりにも意図的なうつ回じゃない? と言う気持ちもあったんですけど(序盤からどう考えても鏖ルートだからね)、13話でナビの存在が出来たことで印象が一気に変わりましたね。AIは本来こういうもので、記憶を失ったり心をなくしたりしないはずだったんだ。
そうだな。この作品はここに来るまで100年分、人間もAIも犠牲になっている。そしてこれからもそうであると予感させるEDをわざわざ描くんだな。丸13話かけてヴィヴィに心の定義をようやく決めさせて歌にさせて、その歌詞で「闘うことでしか終わらない」と言い切らせるの、正真正銘のサディズムだからね。
この仕事をやりきった制作チームの仕事すごいなあと思ったら、最初は小説の形でサウンドチームに渡したみたいな話が出てきて「どういう制作体制なのか」となってしまった。久しぶりにサントラほしいかもしれない。

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