2023/02/18

雨/1019hPa/体調:そこそこ

予定にはなかったんですけど、唐突にアントマン&ワスプを見てきました。あっという間に秋田での上映がなくなりそうなスケジュールだったので「急いでみないと駄目だと思う」となったので……。

鬼滅とかライブビューイングとかある日だったのでそれでだとは思うんですけど、映画館そのものがけっこう混んでいて、いつもの倍以上くらいアントマン&ワスプも人が入ってた印象です。

アントマン&ワスプ:クアントマニア

かなり偉大な映画だと思う。話の規模が大きくなったことに対してけっこう批判があるんですけど、それは「キャシーちゃんが成長した」のと密接に関わると感じていまして、「キャシーちゃんが育つと世界との関わりが拡大する、するとキャシーのヒーローであるアントマンの仕事は、広くなった世界での戦いになる」と言うロジックだと思いますね。実際今回の導入は、キャシーが量子世界にアクセスした事から始まりますしね。玩具との関わりなんかがある場面がなかったのは僕も寂しかったのですが、不満らしいところはここしかなかったりします。

明確に中心に据えられた要素は『家族』なんですが、これは『信頼しあえる人間関係』と読み替えていいかも。アントマンことスティーブ・ラングは一貫して『家族のために戦うヒーロー』であるように描かれている。娘の失敗を責めるようなことはせず「自分の成功と言えるものはお前だけだ」とほめたたえる。失敗で傷ついた事に対して「それによってお前の人格が傷つくことはない」のだと支えるの、とにかくいい大人の仕草ですよね。失敗を受け入れる、失敗したくらいでは人間は取り返しがつかない事になんかならない、ヒーローを始めるのはいつからでもできる、あたりは連動したテーマだったように思えました。かの大ヴィランを相手にしてもこの辺がまっっっっったく揺るがず、「スティーブ・ラングはこういうヒーローなんだ」のまま駆け抜ける、そこにこの作品の非凡さがあると思う。

アントマンのファミリーは全員科学者キャラなのが『科学』の視点もけっこう重要で「科学者としてなにをなそうと思うのか」が一つのキーなんだろうと思います。みたいな気持ちもあるんだけどアントマンが好きなので感想を無限に書けそうだからこの辺で。

『虚構推理』18話

第18話 電撃のピノッキオ
虚構推理

『虚構推理』18話、齢80のおばあさんと運動不足のおじさんが、並んでジョギングしながら喋り続けるシーンが長くて堪えきれずに笑ってしまう。しかもその間、全然息が乱れてないじゃん。化粧も乱れない。強すぎる。そりゃ杉田智和声で猫が喋るよりもこのおばあさんの体力のほうが神秘だよ。ピノッキオから出てくる謎の電撃なんなんだとかミステリ要素のはずなんだけど、絵面のギャグの方がひどくて頭に入ってこない。困る。

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