2023/05/28

雨/1014hPa/体調:そこそこ

ソクラテスラスタジオの送る変則競馬カードゲームです。精霊馬融合バトルと言うアホなテクスチャなんですが、ゲーム性がけっこう面白かった。

けっこうちゃんと競馬っぽい局面が生まれるすごろくゲームで、各カードの効果で馬をゴールまで進めていくゲームです。各カードには「2マス先にいる対象を1マス後退させ、自分は2マス進む」みたいな効果がついていて、効果の対象になる相手が存在しないとそもそも進むことできない(なので特殊効果なしで1マス進むだけとか強い)。「毎ラウンドあらたに決定する行動順」「頭と胴と尻尾で3セット単位でまとめて使用し、キャンセルが効かない」などなどけっこう悩みどころがあります。

ワイワイパーティゲームとしてかなり良かった。

読んだ、観た。

『search』

2も上映予定のサスペンス映画です。場面はすべてPCないしスマートフォンの画面あるいはそこに映されたカメラ画像であり、例外はありません。

16歳の女子高生マーゴットが突然姿を消し、行方不明事件として捜査が開始されるが、家出なのか誘拐なのかが判明しないまま37時間が経過する。娘の無事を信じたい父親のデビッドは、マーゴットのPCにログインして、Instagram、Facebook、Twitterといった娘が登録しているSNSにアクセスを試みる。だがそこには、いつも明るくて活発だったはずの娘とは別人の、デビッドの知らないマーゴットの姿が映し出されていた。

https://eiga.com/movie/89573/

この粗筋から連想される娘の姿、おそらくは「めっちゃ後ろ暗い犯罪に手を染めていた娘」だと思うですんが、全然そんな事はなく「学校での友達が少なく内向的な娘」「それ故にSNSでも情報が少ない」で娘の好感度高いんですよ!

我々の気持ちは「なんでこんな子が失踪したんだ?」「普通に犯罪被害だと思うから捜査してくれ!」に寄っていきます。サスペンス映画として普通によくできているし、サスペンス映画で娘がこんな普通に高感度高いこと珍しいです。趣向が凝っているのも画面に癖がでて魅力的に思えました。

『緋弾のアリア』1巻

ゼロ年代ラノベを履修しよう作戦第二弾。女の子と接して興奮してくると無茶苦茶賢く強くなると言う、ラッキースケベが日常に組み込まれたライトノベルの主人公として最強の能力を持つ男・遠山キンジと、彼の前に現れたゼロ年代理想の美少女要素「CV釘宮理恵」「ツインテール」「ピンク髪」「ニーソックス」「二丁拳銃」「二刀流」「シャーロック・ホームズの子孫」「暴力的な言動」「性には無知」を全部詰め込んだ女・アリアのコンビを描いたバトルラノベです。本当にこんな詰め込み過ぎの作品存在したんだな……と言う気持ちになりました。

この内容を30冊以上続けるのか? 嘘だろ? 死んじゃうぞ……と言う気持ちがゼロの使い魔を遥かに上回る。主人公キンジの好感度は低くない。何冊か読むとシャーロック・ホームズが出てくるらしいのでそこまでは付き合う予定です。

ゼロ使もこれも「1冊内のペース配分」は全然間違えてなくて、いつも意識する序破急・折返しの配置なんかは全然狂わないんですよね。それ故にウェブ掲載のものでは接種できないリズムがある……。

『水星の魔女』19話

シャディク、底辺から這い出して、地獄も見ていて、けっして甘えた坊っちゃんではないのにプリンスを名乗りミオリネをお姫様として扱うお前の気持ちが僕にはわからん……。なにをさして「汚れた」って言ってんのかな……ミオリネの事を本当にどう思ってるんだろう……。ミオリネはある意味もう自らの手を汚してるんですよね。スレッタの事を裏切ったから。ミオリネはそういうつもりなのにここでこの発言がでてくるこいつって気持ちがあるんですよ。人が死んだらからか? たぶんそうなんだけどこう……。ミオリネは汚れなきお姫様におくにしてもお前の感情がちょっとわかりかねるんですよね。

僕は今回もプロスペラの悪の方向性について少し怒っていて、それは「愛してる方の娘」のはずのエリクトを復讐の道具としてしまっているところなんですよね。これは『テンペスト』をなぞっている。魔女は妖精を復讐の道具とする(そして妖精は解放されるのだがどうなるかなと言う)

でも僕には「うおおお、や、やめろプロスペラ、お前はエリィを復讐の道具にするな、そういうのは全部スレッタに押しつけてくれ!!」と言う感情がある。僕のこの感情シャディクに似ていてとても気持ち悪くないですか? 僕は自分が自分で気持ち悪いです!

明らかに自分の理想を投影している。シャディクもこういう謎の理想をミオリネに投影してるんだよな……。

スレッタの復活の筋はすごくいいですよね。

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