2024/03/16

晴れ/1021hPa/体調:そこそこ

ちょっと心がしんどいかもしれない。心がしんどいのであまり長時間AC6も出来てないです(とは言えそもそもあんまりつまらないで進んでいるので、深度1クリアまで行きました)

読んだ、観た。

『葬送のフリーレン』27話

葬送のフリーレン

デンケン買っていかないばかりか、出した本を片付けていかないのお前さーと言う感じ。久しぶりに出てきた途端、ちゃんと物語での仕事するシュタルク、本当にいい奴だなあと思う。ハイターがフリーレンについて語る場面、ハイターがフェルンに慕われているのは親代わりだからというだけではないのがシンプルにわかるいい場面ですね。
なにもかも「フリーレンの事はシード枠として一級にしておけよ」をやらなかったのが全部悪いと言う話になってしまう。

『四つ子ぐらし』15巻

やっぱり性別を偽っていた撫子ちゃん。「少女向けだし伏線あったしこういうのあるんだな~」と思ってたんですけど、あまりにも作者の『萌え』が滲み出ていてちょっと怖くなるくらいだった。
配慮が完璧なんですよ。心と体の性別、恋愛の対象全部に対して触れますし、周囲の受け入れ方も反応もパーフェクトで「い、今の子供たちってこんなに真面目に多様性について考えた小説を読んで育つの!?」と思ってしまった。そして逆にあまりにもあまりにも、ヴィランがヴィランで、びっくりしてしまった……。ここまで徹するのすごいことですよ。
マジな話、子供向け創作を意識している人はこの巻のために四つ子ぐらしを全部読んで欲しい。本物の子供向けレベルコンプライアンスと、萌えの両立をお見せされる。

普通に「撫子ちゃんが幸せになりそうで良かったよ」と涙ぐんでしまった……。「もしかすると自分の存在が、本当に赤ん坊の時に自分を大切にしてくれた母親を傷つけるかもしれない」みたいな、子供が悩むべきではない悩みについての明確な答えなんてないし、強いて言えば「進めば2つ(ただしそれで傷つくかもしれない)、戻れば1つ」だよね……。実際に撫子ちゃんが決断したと言う展開はしないで、四つ子の働きかけが結果としてよい結果に結びつく情報を手繰り寄せたみたいな展開だったのも、思想を感じる。みんなで悩んでいる場面、なんかめっちゃしんみりしてしまった。

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