2020/01/28

雨/1018hPa/体調:よい

今日はずっと縦だったので誉めて下さい。

『サンサーラ・ナーガ』オンラインセッション終え。ボス戦の取り巻きの攻撃力が、ほぼぴったりサンプルキャラクター『希望の稀人』の最大HPを削り倒す設計だと判明して「なるほど。これは公式がそれを前提に設計してるんだな」と真顔になる。ちょっと人数がシナリオの想定よりも足りてない疑惑もありました。やっててチートにかなり露骨な当たり外れがある気もしました(主に戦闘面。ほぼ必ず戦闘するゲームなので、戦闘能力に直結しているチートは強い印象があります)。僕はチートがなくても強いタイプのキャラクターかつ、チートがそれほど今回の戦闘で有効なものではなかったので、普通に戦ってました。なので貢献度に途中で疑問が生えたりしたんですけど、終わってから振り返るとかなりキルレ高かったんで、チートなしのタイプでもかなりイケるようにきちんとゲームバランスの調整がなされているんですね。好印象です。

『キャッツ』

普通に出来の良いミュージカル映画でした。最初から最後までほぼずっと歌っていて、歌の外のセリフと言うのはほぼありませんでした。
話は「ほぼ舞台版準拠、ちょっと舞台版と変更がある」らしいですね(そこに関しては舞台版ファンから賛否が別れているようです)。楽曲も1曲新規であったようです。その曲が流れるシーンは僕がよかったと思った場面なので、その辺が新しく生まれたと言う意味でも映画製作の意味があったのではないかなと思います。

猫、擬人化……と言う感じはあまりしなくて。これはたぶん「バレエを踊っているから」なんじゃないかなと思います。当たり前ですけど、人間の踊りを踊るのですから、フォルムは全登場キャラクターが人間のそれなんですよね。わりとカメラが寄る作品だったので、人間の顔を見ている時間も長かった。ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワードさんが特に印象的なんですけど、目鼻立ちのくっきりとした役者さんが多かったように思います。その辺もあって「人間が猫の動きのダンスをしている」「人間が猫を演じている」と言う意識がかなり働きました。その結果映像のインパクトのわりに「受け入れ」るのが早かったですね。これは悪い方にも働いているところで「映像的に新しいものを感じなかった」と言う感想にも繋がっていた気がする。

(ただ不気味ポイントはあるなしで言うとある。僕が感じたのは二箇所。
・最初に四つん這いで歩いてくる場面。露骨に人間の骨格で四つん這いをしているのが「無理がある」と言う感じで、これが集団で寄ってくるところが最初なの、なかなか圧が高い。
・少年の顔がついたネズミがずらーーーーーって並んでいて、猫のセリフが「ディナーよ」のところが、絵的にヤバすぎてドン引きしてしまった。

後者、作り手が「これは倫理的にアウトなのでは?」と感じないはずはないと思うのだけど、それでもやりたかったんだろうなと感じました)

「言われているような極めて突飛な作品ではない」と言うのが良かったところの感想でもあり、悪いところの感想でもあるなあ。伝統ある作品だけあって音楽は本当に素晴らしい(繰り返しになるけど、新曲も良いと思ったよ)。手放しで絶賛する作品ではなかったとも思うのだけど、死霊の盆踊りと比較されちゃう作品とは思えないですよ。美しいものがきちんとある。

観た。

『虚構推理』1話。観終わった感じ、たぶん本編的なミステリ展開は後半にまとまりそうな気がするんですよね。次回は謎の死体遺棄事件ミステリみたいだけど。1話目にミステリ要素はほとんどない感じになってる。まあ僕がこの原作者で読んだ『ヴァンパイア十字界』なんかも世界観の方にしかけがあって細かいミステリの話ではなかったしね。今回だけだとちょっと変わった芸風の異能バトルものみたいな感じにも思える。今後が楽しみ。

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