2021/11/28

曇り/1030hPa/体調:昨日よりだいぶ良い

昨日はひどかった。一昨日ストレスで心拍数が170BPM越えちゃった場面があったので、そのダメージがメンタルを襲ったんだと思うんですが、やる気が皆無になってしまったんですよ。人間の体は強いストレスに耐えられる構造ではないので、ストレスを感じない機械の体を手に入れたい。

ニチアサ、全体的に調子が良い感じがしますね。
リバイスは弟と妹が自分の弱さに向き合い、弟はそれと直接的に戦い、妹はそれを分離する様にして変身するわけですが(無敵のさくらってバトゥーキみたいなフレーズだなと思います)、肝心のお兄ちゃんは別に弱さと向き合っていないと言う美味しい爆弾を抱え込むことになっているので今後期待したいですね。特撮がとにかく好きで有名な伊藤美来さんが出演を勝ち取れてよかったと思います。

でもゼンカイジャーは面白いのになにもかもわからん。ダイコンワルドなんだったんだお前、あんな歌舞伎の動きをしてダイコンヤクシャってかはははお前そんな、ここまで本筋は正気なのにガワが正気を失っている作品、ちょっと類例を知らないぞ……。

読んだ、観た。

はやみねかおる『恐竜がくれた夏休み』


さすがはやみねかおると言う。ミステリではない。
現代にタイムスリップしてきた恐竜と出会った小学生の4人(+大人)の夏休みの冒険を描いたジュブナイル小説です。中学受験を控えて準備しているわけでもなく、部活動に励んでいるわけでもないと言う「やることが見つけられない小学生」を主人公に据えて、わかりにくい事を一切やらないスタンダートな作りでやっている作品。
書き出しからずっと「小学生が夏休みをすごしている景色なのに、不安がつきまとっている」のが伝わるあたり。この本を実際に今読んだ小学生の感想とか読んでみたら、SDGsや環境問題についてもみたいな感想が出てきたのだけど、これはどっちかと言うと「もう滅んでいる動物である恐竜」が目の前にいるので避けられないものを避けなかった筋なんだろうと思います。書き手の思考としては1999年を知っている人の人間感。なのでむしろ受け取り手側に時代を感じてしまう。

『結城友奈は勇者である 大満開の章』9話。


久しぶりに人が苦痛と苦悩でうめいてはいるが、死体は出てこないエピソードでした。原作くめゆにもある「決戦前に三好夏凜と楠芽吹が出会って友情を結んでいた話」部分ですね。原作よりもにぼっしーが弱りきっていて反撃らしい動作もなく、ずっと不安そうに話している印象が強い側の補完がなされている。これは原作を読んだ時、思った以上ににぼっしーが立ち直っているため「どのタイミングなのか」をちょっと悩んだんですよね。「神婚直前」の御記を読んで弱りきっていた時期で、立ち直ったものの神婚に話が向かって……となるわね。ちょっとにぼっしーが損する筋になってしまった印象がある。
という事は千景砲の発動などを10話で描いて、その後なにか新しい事をしてくれるはず。

『レッド・ノーティス』
Netflixオリジナル映画。ドゥエイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ギャドットと「動けて演技力もある人気俳優3人がメインキャスト」って言うギャラだけでいくらかかってるんだNetflixの資本力怖いとなる作品。
ノリはかなり軽く、シンフォギアでやっていた「ミサイルを撃たれたらヘリコプターのドアを開けると何故かミサイルはそこを通過する! 回避!」をドゥエイン・ジョンソンが繰り出す場面がありますみたいなラインです。
クレオパトラの秘宝とされる3個の黄金の卵(とは言うけど、おそらくこれは19世紀ロシアの工芸品がモデルで、エジプトはまったく関係ないと思う)を巡り、インターポールの捜査官ハートリーと脱獄の達人ノーランのコンビが、伝説的な女性泥棒ビショップと対決するアクションコメディ。全体としては脚本はけっこうガバで、コメディ要素はライアン・レイノルズのうまさに頼っているし、スリル感も足りない感じはある。しかしガル・ギャドットがドゥエイン・ジョンソンを投げたり蹴り飛ばしたりするし、ドゥエイン・ジョンソンとライアン・レイノルズはずっとイチャイチャ喧嘩してるし「そこだけで見る価値があるカット」はけっこうあります。我々は「もしあなたがドゥエイン・ジョンソンとライアン・レイノルズが二人でニコニコしてる映像を見たいなら、あなたは1日だけでもNetflixに入る必要があります」ってNetflixに脅されていると認識していい。

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