2022/08/25

曇り/1006hPa/体調:なんとか動けたけど、外でけっこうヘロヘロだった

透明標本は簡単に言えば、生物の骨に色をつけて肉を透明にし、グリセリンに沈めて封をした標本です。大きさはそれほど大きくなく(と言うよりは、大きいものでは制作が難しいので小さな物が多い)、強度も箸でつまめる程度にはあるそうです。

青く染色されるのは軟骨などで、赤く染色されるのは硬骨です。亀は顕著で、頭部や関節は青く染まっていますが、甲羅を形成する背骨・肋骨などは赤く染まっているのがわかりますね。

違うぞダライアスが魚みたいなんだぞ。

哺乳類にはない特徴が観察できます。実際にこうして目で見るとインパクトありますね。なお哺乳類ではマウスやラットのものがあったんですが、これは人によってはグロ画像だったんで今回貼ってません。

頭足類はみんなキレイに青く染まっていました。ヒョウモンダコがとくにキュートでお気に入り。タコやイカを捌いた経験がないとピンとこないだろう口元もくっきり。

始めてゆっくり見たので印象深い。

ヘビの顎の骨は体内で左右に分かれるみたいな話を聞いたことがある人は結構いると思うんですが、実際に分かれているのが観察できます。

カメレオンは舌を伸ばすために骨や筋肉が発達してるんですが、はっきりとその形がわかります。

あんまり脊椎動物っぽさがないタツノオトシゴですが、こうしてみると脊椎がはっきりと背骨っぽく、むしろ一般的なお皿の上に並ぶ魚よりも陸生の脊椎動物っぽさがある構造に感じられますね。

軟骨魚類はマジに真っ青。

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