2022/09/24

曇り/1015hPa/体調:ちょっと心が疲労気味

スプラ3で始めてのフェスを経験してます。

昨日ようやく昇格戦が終わってウデマエがB-になって、これからもうちょっと練習するぞと言う気持ちでフェス一色になるの、ちょっと出鼻をくじかれた感じもするんですが「ナワバリバトルを楽しむ場」としての意味があるんだなーと感じる。ゲーム中の役割としては「原点回帰」なんだろうな。

なお道具サイドです。

読んだ、観た。

『24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!』

24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

タイトルだけ聞くと「平凡な僕がどうしてこんな仕事に?!」みたいに思うんですけど、作者であるリットはTwitterで触れた通り「ハイになったので全裸でドライブした、薬はやってない」と言うくらいにクレイジーで精力的な人物ですし、本書中で繰り返される自虐がうざく感じるくらいにはちゃんとした経歴のスピーチライターです。

オバマ大統領任期時代、8年間のアメリカの空気の記録という側面が思いの外大きくてけっこう読んでて新鮮でした。あの名演説の裏話」と言う感じの帯がついてるんですが、あまりそういうエピソードを期待する本ではなかった。結果として残るのはバラク・オバマへの支持が大きく失われていく流れ、「オバマはアメリカと言う国を変えることができなかった」と言う現実に打ちひしがれ著者リッドの姿なんですよ。つまりは本書で語られるのは栄光の話ではなく、敗北の話なのです。

バラク・オバマがが原理原則に重きをおき、常識を持った人物で、それゆえにアメリカでは大統領ではいられなくなったのがけっこう痛烈に伝わってきてしまう。このオバマの姿には著者のバイアスはかかっているのは間違いないんで、変な言い方をするのですが「おそらく本書のキャラクターとしてのバラク・オバマ(とくにバズフィードと絡んで以降)を猛烈に嫌う読者はそういない」と言う印象を持ちました。

分厚い割に読みやすく、アメリカの今につながる空気が読める本としてはけっこう推せると思う。だからこそ今の世界情勢に対して胸が痛くなったし、けっこう自分の柔らかい部分が傷つくのを感じてしまう読書でした。

『惑星のさみだれ』12話。

まず異常な穴掘りに励む異常な夕くんがちゃんと映像化されて嬉しかった。

精霊アニマが登場してからしばらく流れていた荘厳なBGMが妙に長かったので、なんのバグなのかけっこう真剣に悩んでしまった。やっぱりこのアニメBGMの使い方が雑なのではないか。と言うか今週絶対作画間に合ってなかったよね……南雲さんの演出があまりにも雑なシーンがあってびっくりしてしまった。アニメでこんなどうどうと作画間に合ってなさそうな映像をみたのが久しぶりなのでびっくりしてる。

ダンスの強化イベントがちゃんと唐突なのが嬉しかった。こういう「唐突に物語が進展して戸惑う唐突さ」を大切にしてほしい。人生はけっこう唐突に変化するし、惑星のさみだれはそういう唐突さを含んだ物語なので。その後の「理屈よりイメージ」もそういう文脈だよね。

細かいところだと獣の騎士団がメールではなくグループチャットで連絡しあっているというのはけっこう驚いていて、そうするとけっこう人間関係の温度感が変わる気がするんですよね。メールでのやりとりの方が手間がかかるものだから『質感』が変わりそうな気がする。太郎君を呼び出すのもグループチャットではなく、彼とだけの個人チャットがあるって流れになるじゃないですか。それだけでちょっと『質』に変化見られないですか。

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